キッチンの蛍光灯を40形相当のLEDベースライトに取替えました

2022年11月4日

こんにちは、「ペーパー電気工事士」のたか爺です。
電気工事士の資格を取ったものの別の職業に就いた為に一度も電気工事の仕事をしたことが無い「ペーパー電気工事士」です。

今日は、キッチンの蛍光灯(40w直管1本)を省エネのLED照明器具に、DIYで取り替えたという話を綴りました。

我が家は建築して25年余りになりますが、建築当初からキッチンに取付けられていた直管形40W(1本)の蛍光灯が、最近かなり暗くなってきたので取り替えることにしました。
❶蛍光灯が暗くなった原因究明と、❷LED照明器具の選定、❸取り付け方法などを順に書いていきます。

ベースライトとは、
配線を直接照明器具に接続し、天井に直付けして設置するもので、直管形(棒状)のランプが使われ、蛍光灯やLED蛍光灯を取付けて点灯させます。
また取付け方には種類があり、天井に照明器具を埋め込む「埋込み型」、埋め込まず天井に直付けする「直付け形」、天井から吊り下げる「吊り下げ形」の3つに大きく分けられます。
特にキッチンなどは天井が狭い傾向があるのでライトバータイプのベースライトの相性がよく、蛍光灯一本分ほどのスペースが有れば取付けられる。

 ベースライト(例)
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蛍光灯が暗くなった原因

 蛍光灯には乳白色のカバーが付いていたのですがこのカバーを外すとかなり明るくなったことから、長年光が当たったことでカバーが変色し、光の通りが悪くなったせいだと判明しました。

最初はカバーに長年の油ミストなどによる汚れが付着しているのかと思い、洗剤で一所懸命洗ってみたが全然変わらず、カバーを外すと非常に明るいので、結局カバー自体の経年劣化による変色で光の透過率が落ちたという結論に達しました。

LEDベースライトを選んだ理由

この蛍光灯は25年も前の製品なので同じものが売っている訳もなく、この際消費電力の少ないLEDのベースライトに交換することにしました。
元々付いていた蛍光灯は細長い形で(キッチンのスペース自体が細長いので)、40Wの直管1本が付いていました。

いつものように通販大手のAmazonで、同じようなサイズ(細長くて)で、昼白色で同じくらいの明るさの商品を探していたら、一流メーカー製(パナソニック)のLEDのベースライトで比較的安いものがあり、即購入しました。

この製品は、明るさが2,000ルーメンと40W形の直管形蛍光灯とほぼ同じ明るさでありながら、消費電力が13Wと蛍光灯の約1/3くらいなので、非常に地球環境にも優しく電気代も安いものです。
値段がAmazonのセール期間ということもあって、送料込みで5,700円でした。
近所の家電量販店にこのような商品は置いてなかったので価格の比較はできなかったが、絶対にAmazonの方が安いと信じて購入しました。
出来れば他の通販会社の価格を比較して一番安いところで買うべきでしょう。以下に3つの通販サイトの類似型の広告を貼っておきますのでご参考に。

LEDの寿命ですが、40,000時間と書いてあり(LED製品はどれを見ても同じ数値が書いてあるように思いますが)1日当たりの使用時間から計算すると30年以上持つようで、60歳以上の私より長持ちするかもしれませんね。

取付け工事

 ネットで注文したら商品が2日程で届き、早速取り換えることにしました。
商品に添付の説明書はA4サイズが1枚といういたって簡単なものでした。
というのも、器具の電源線の穴に電源線を挿し込むだけの商品ですから。

道具もプラスドライバー1本で取付けが出来るものですが、少しでも楽をしようと充電ドライバーを使いました。

天井に器具本体を取付けたところ

器具本体とLEDユニットに分かれているので、まず本体部分の電源線の穴に、天井から出ている電線2本を挿し込み、天井にタッピングビス4本で本体を固定した。

LEDユニット
LEDユニットを組み込んで完成

次に、天井に取り付けた器具本体に、LEDユニットのコンセント型の挿し込みを挿入し、LEDユニットのバネを本体の金具に引っ掛けて押し込むだけで取付け完了です。

 ゆっくり慎重にやっても30分程度で取付けが終わりました。

昼間では明るさは確認できないので夜になってから確認したら、以前付いていた蛍光灯のカバーを外した時と同じくらいで、明るくなりました。
また壁スイッチを入れると瞬時に点灯します。(蛍光灯の時は少し遅れて点灯していた)

取付け工事の注意事項について

ただ、このような電気製品(ベースライト)を取り付ける場合、資格の無い方の電気工事は禁止されているので必ず工事店や電気店(有資格者)に依頼しましょう、という注意事項があります。

シーリングライトなどは、元々天井に付いている引っ掛けシーリングにLED照明器具の本体を差し込んで回すだけなので一般の人でも簡単に取り付けることは可能です。
しかしベースライトとなると、天井に照明器具を直付けして電気配線をする必要があります。
本体の取付けも電気配線工事もそれほど難しいものではないが、全くの素人が工事をしてショートなどして火災が発生すると大変なことになるので注意は守りましょう。

電気製品の選定について

 電気製品が古くなって交換する場合の製品の選定には、消費電力が少ない=電気代の安い物をお勧めします。
最近の異常気象なども関係しているのかどうかわかりませんが、オゾン層の破壊、地球の温暖化などは主にCO2によるものだと言われています。
電気代が安い=消費電力が少ない=CO2の発生が少ない、と言えるので
孫やその子供たち、さらにその先々の時代の地球環境を考えて、やはりCO2の発生の少ない(=消費電力の少ない)ものにしていくべきだと思います。

※我が家のLED化は、電球型のLEDを除き、これで以下の6ヶ所の照明器具を取り替えました。良かったらこちらも読んでください。

寝室のLED照明の取付け記事
「LEDシーリングライトの取り付け方法」

リビングのLED照明取付け記事
「リビングの蛍光灯をLED照明に換える手順など」

洗面所のLED照明取付け記事
「洗面所の蛍光灯をLED照明に取り替えました」

キッチンの流し元用LED照明の取付け記事
「キッチンの流し元灯を蛍光灯からLED照明に替えました」

玄関灯(LED)の取付け記事
「LED玄関灯を自分で塗装して取付けました」

以下のLED照明に関する記事もご参考に!

「LED照明はとっても省エネですよ!」(LED照明に関する話)


最後までお読みいただき有難うございました。

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