無料で自宅カラオケを楽しむ方法、歌うことで認知症予防を
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こんにちは、 昭和生まれのじじい、たか爺 です。
私は人前で歌を歌うことが大嫌いでした。
私が会社勤めをしていた時、飲み会や忘年会、新年会などの宴会で”カラオケ”が出てきたときには、自分が指名されるのではないかといつもオドオドしていました。なにせ私は音痴で歌がへたくそだったから。
だから人前で歌を歌うことが大変嫌でした。
人前で歌うことが嫌いな私がカラオケを始めました
そんな私ですが好きな歌はたくさんあり、それらを上手に歌えたらいいなあと思うのです。
私の若いころ、1970年代~1990年代にはいい曲がたくさんあり、時々YouTubeなどで聴いたりしています。
実は、5年前に65歳定年で会社を退職し、人前で歌わなければならないという場面は無くなったのですが、どういう訳か自宅でカラオケを始めました。そのカラオケも5,000円程のマイクを1つ買っただけで、何曲歌ってもランニングコストは0円でやっています。
カラオケは認知症予防に効果あり
現在は年金暮らしで時間に余裕ができたのでほぼ毎日ネットサーフィンをしているのですが、高齢者にとって歌を歌うことが認知症予防や誤嚥防止など健康上に良い効果がたくさんあるということを、最近知りました。
(歌う場合の健康上の効果については後述します)
元々私は健康にあまり自信が無いし、将来認知症にはなりたくない。
もし歌うことで認知症の予防が出来るのならと思い、少し歌の練習を始めたいと考えるようになりました。
そして、出来れば何曲かカラオケでも歌えるようにしておけば、また何か役に立つかもしれないと思い、毎晩1時間ほどですが楽しみながら歌の練習を一生懸命にしています。
歌の練習方法とその費用を検討
歌を練習するだけなら、スマホの無料音楽アプリやYouTube動画などで歌いたい曲を鳴らして、歌詞を見ながら一緒に歌えばよいと思うのですが、あまり楽しそうに思えません。
楽しく歌うにはどんな方法があり、それにお金がいくらくらい掛かり、どんな長所や問題点があるのか調べました。
大きく分類すると❶~❸のような感じでした。
❶カラオケ装置を買って歌う
楽曲が数百~1000曲入りのカラオケ装置が売っていますが、通販サイトで5~10万円とかいうものが幾つかありました。
ただ、どの装置もほとんど自分の要らない曲ばかりで気に入った曲がわずかしかなく、好きな曲を1つ追加する場合にも要らない曲が何曲かセットで付いてきて、1曲100円ほどもするというものがほとんどでした。
→装置の購入だけでランニングコストがかからないが、装置が高価過ぎてしかも欲しい曲があまり入っていないのでこれは却下です。
❷オンラインのカラオケサービスを利用する方法
インターネット回線を利用した通信カラオケサービスのことで、パソコン画面に表示される映像や歌詞の字幕を見ながら歌えるので、自宅にいながらカラオケボックスで歌っているような気分でカラオケを楽しむことができるそうです。
どの会社も月額料金制のサービスとなっており、料金は月額で1000円前後で、楽曲は7~12万曲ほどもあり、インターネットに接続したパソコン等とマイクが必要です。
→曲がたくさんあるので好きな曲が選べるし、料金は月に1,000円ほどなので比較的安価です。
ただ、最初は専用のマイクの購入費だけですが、月々の費用が掛かり長く続けるとかなりの金額になるので、これも却下です。
❸YouTube動画+カラオケマイクを利用する方法(私のおススメ)
パソコンやスマホでYouTubeのカラオケ動画を見ながら専用のカラオケマイクに向かって歌うというものです。
ここで使うカラオケマイクとは、マイクとスピーカーが一体になった特殊なマイクで、パソコンなどの音源とはブルーツースで接続するとカラオケマイクから音楽が鳴り、動画の歌詞を見ながら歌うのでカラオケ装置で歌っている感覚になります。
カラオケマイクはAmazonなどのネット通販で4000円~5000円くらいで売っていました。
エコーを効かしたり、ボーカルカットができたりするマイクもあり、音源はYouTube動画などを利用すれば全曲無料で歌えます。
→最初にカラオケマイクを購入さえすればあとは全く無料で、いつでも自分の好きな時にカラオケが楽しめる。
以上の❶❷❸から、私は維持費が全く0円という❸のYouTube動画+カラオケマイク を採用することにしました。
では、どんなカラオケマイクが良いのか、他の方が比較されたネットの記事なども参考に、自分なりに良いと思う製品を以下で選定しました。
カラオケマイクの選定
カラオケマイクは、パソコンやスマホにブルートウースで接続し、YouTubeなどで音楽を選んで鳴らして歌うことが出来るというものです。
どのメーカーのどんな製品があり、その機能や価格、ネットでの評価などを調べ、候補を絞ったものが以下の表です。
(価格は変動します)
メーカー | Verkstar | GOODaaa | SanDony |
型番 | ? | Y11S | MKF-D18 |
価格(Amazon調べ、円) | 3,699 | 4,990 | 3,980 |
ボーカルオフ機能 | ✖ | 〇 | ✖ |
ネット評価 | 4.1 | 4.3 | 4.32 |
他にもいろんな商品がありましたが、音の遅延があるなど評価があまり悪いものは除外しました。
残念ながら日本製のものは無く、すべて外国製でした。
この中で、音の遅延が無くエコーも効き、やはりカラオケを楽しむにはボーカルオフ機能もあるGOODaaa製のY11Sという商品を選ぶことにしました。
価格は5,000円ほどしましたが、イニシャルコストだけでランニングコストは0円です。
早速ネット通販のAmazonで4,990円で購入、2,3日で届きました。
私が購入したカラオケマイクを紹介
以下は私が購入した、GOODaaa製のY11Sというカラオケマイクです。
マイクのグリップ部の一部は太くなっており、この中にスピーカーやアンプや充電池などが組み込まれています。
だからその分少しだけ重いです。
太い部分に操作ボタンがたくさんあり、電源ボタン、ボーカルオフ、マイクボリューム、エコー効果のボタンなどがあります。
電源は充電池内臓で、1回の満充電で10時間くらい使えます。USBケーブルを繋いで充電します。
カラオケマイクの使い方など
使い方は簡単で、パソコンかスマホのブルートウースをONにしておきます。
次に、カラオケマイクの電源ボタンを長押しすると、電源が入り自動的にブルートウースでペアリングしてくれます。
そしてパソコンかスマホのYouTubeなどで好きな楽曲を選んで鳴らすとカラオケマイクのスピーカーから音楽が鳴ります。
そしてマイクに向かって歌うとスピーカーから自分の声も聞こえてくるので、これでカラオケが出来る訳です。
私の場合はパソコンを使っており、好きな歌でも知らない部分が多いので、まずは歌いたい歌の「ボーカル入り」の音源を鳴らして一緒に歌う練習を何度もします。
音源を探す方法はYouTubeで「昭和の名曲 歌詞付き」とか「歌いたい曲のタイトル 歌詞付き」「歌いたい歌手名 歌詞付き」で検索します。
そして、ある程度歌を覚えたと思ったら「ボーカルオフ」のボタンを押してカラオケの練習をします。また、YouTubeにボーカルの入っていないカラオケ曲もあったりするのでそれを選ぶのも良いでしょう。
実際に使ってみると、結構高級感もあり思っていたよりもいい感じです。
ボーカルオフ機能は効くときとそうでないときがありますがスピーカーはいい音が出ています。
大変気に入ったので毎日1時間ほどですが、歌の練習をしています。
歌うことで健康に良いこととは
歌を歌うことは高齢者にとって健康に良い効果がたくさんあります。
歌を歌うと、その歌を聴いていた昔の記憶や、その時の思いや感情が脳を刺激するので認知症の予防効果などがあるそうです。
老人ホームを案内しているシニアのあんしん相談室の健康に関する記述を以下に引用し、纏めさせていただきました。
ストレス発散など
歌を歌うことでストレス発散ができます。ストレスが発散されることで、自律神経や血圧が安定し、睡眠障害や高血圧が原因で起こる脳血管性認知症のリスクを軽減することができます。
誤嚥防止になる
歌を歌うとき、人は自然と口を大きく動かします。唇や舌など、口周りの筋肉を鍛えることで食べ物を喉に送り込む力が強化され、誤嚥防止につながるのです。
脳が活性化する
歌を歌うときには音程やリズムを正しくとろうとします。また、歌詞を読んだり、歌詞を思い出したりもするでしょう。音程やリズムをとったり、歌詞を読んだり思い出したりすることで脳が活性化し、認知症予防や記憶力の向上につながります。
口腔環境が整う
口をたくさん動かすことで、唾液の分泌が促されます。唾液には口腔内の洗浄、抗菌、保護などする役割があり、分泌量が多ければ多いほど口腔内の環境が整うのです
最後に
私は今まで「カラオケ」は大嫌いだったのですが、歌を歌うことが認知症の予防に効果があるという話を聞いたので、健康のために歌の練習を始めた、という話でした。
少ない年金で生活をしていると出来るだけお金を掛けない方法はないものか、ということになりますよね。
カラオケBOXはお金がかかるので、出来るだけお金を掛けない方法として、私が実際にやっているYouTubeの音源を利用して、専用のカラオケマイクで歌う、という方法を皆さんに紹介したかったのです。
皆さんも、認知症などを予防したいでしょうから、ドンドン好きな歌を歌って少しでも健康を維持し、認知症も予防しましょう。
そして健康な老後を過ごし、出来るだけ周囲の方、若い世代にもお世話を掛けないようにしましようね。
ただし、集合住宅やマンション、住宅密集地などにお住まいの方は、音が大きすぎて隣近所から苦情が来ないように注意しましょうね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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