エアロが破損したのでパテとタッチペンで簡易補修

2022年10月16日

こんにちは、車好きで ”出来ることは何でもDIY” がモットーのたか爺です。

今日は、破損したエアロパーツをDIYで「簡易的に補修」したのでその方法について記事にしました。

最近の乗用車はエアロパーツを付けた車が多いですよね。

エアロパーツとは、本来は車の空気抵抗を軽減したり、高速走行時にボディを下に押し付ける効果(ダウンフォース)を発生させたりするためのものであるが、最近では車高をいじらずに車高を低く見せたりスポーティなルックスを手に入れるために装着するのが多いかと思います。

エアロパーツはほとんどがFRP(繊維強化プラスチック)製なので軽量ですが非常に壊れやすく、ちょっとした衝撃で割れたりします。

今回私が行なった簡易補修とはかなりの手抜きであり、強度が不要で尚且つ目立ちにくい部分でしか使えないと思いますので悪しからず。
もし本格的に補修したいのなら、この記事の最後に紹介するサイト記事や動画などをご参考に。

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洗車して気付いたエアロの破損

道路わきの縁石や駐車場の車止めなどに接触したり、冬に雪が降る地方では、車が道路わきの積雪に接触したらフロントのエアースポイラーが傷むことがあります。
今年の冬は大して雪が降らなかったのですが、春先に愛車を洗車していたら、フロントのアンダースポイラー(左側)がヒビ割れていることに気が付きました。

ひび割れているフロントスポイラー

写真をもっと拡大するとこんなに割れているのがわかります。

普段はあまりじっくりと見ないのでなかなか分からないですが、洗車などで各部をじっくりと見ながら洗っていて破損していることに気付きました。たぶん急こう配に乗り上げた時に底の部分を打ち付けたのだろう。
この写真はヒビ割れた部分を接着剤でくっつけた後の写真なのでヒビ割れているだけのように見えていますが、パックリと割れて口が開いていました。

補修方法と費用

このようなエアロスポイラーを補修する場合、通常はスポイラーを車から外して行うそうです。
通常の補修方法を述べますと、

まず、破損部分の裏側を磨いてメッシュシートを貼ってFRP補強します。
次に、破損個所の表面を磨いたあとパテで穴埋めして固まったら耐水ペーパーで磨いてから塗装します。
塗装が乾いたらコンパウンドなどで磨いて完了。

補修費用はというと、
ディーラーに行き、破損したスポイラーを見せて修理費用を概算で聞いたところ、修理するのではなく一式交換することになり、55,000円ほどになるとのことでした。

私の場合はトヨタの「損害小保険」に加入していたので免責金額5,000円と、保険の限度額(5万円)のオーバー分5,000円をあわせて10,000円の支払いが必要とのことでした。
早速自宅に帰って自分で検討しました。

あまり目立たない場所でもあるので、一度自分で補修してみて、もしあまり見っともない出来栄えだと感じたらディーラーで10,000円払って新品に交換してもらっても良いのではないかと考えた。

ただ、上記のような「スポイラーを外して裏側からメッシュを貼って・・・」の補修は面倒くさいので、もっと簡単な方法は無いかと考えました。
ひび割れてパックリと口が開いていたので、とりあえずこの開口部をボンドで接着して閉じ、その上からパテを塗って、磨いた後に塗装を施すという、何と手抜きな補修方法を実施してみた。

その手順を箇条書きにすると
❶まず、ヒビ割れた所をボンドで接着する
❷耐水ペーパー300番で磨く
❸窪んだ所を中心にパテを塗って穴埋めする
❹耐水ペーパー600番で磨く
➎タッチペンで色を塗る
➏耐水ペーパー1000番で磨く
—————————–
➐タッチペンでクリヤー塗装(パール色の場合、上塗り)する
❽コンパウンドで磨く
以上で補修が完了です。
これだと2,000円程度で済むのではないかと思います。

実際に行なった簡易補修作業

❶まず、ヒビ割れた所にボンドを塗って接着し、木のきれっぱしと割り箸などで下から押さえて乾くまで固定した。(一晩くらい)

 ひび割れ部分にボンドを塗って、割り箸で下から押さえている

❷ボンドが固まったら、一旦300番くらい(粗い方がよい)の耐水ペーパーで磨き、

❸ひび割れてくぼんでいる部分を中心にパテを押さえつけるように塗った。乾かす為にひと晩放置。


❹パテが乾いて固まったら600番の耐水ペーパーで磨きます。そして乾燥させる。


➎そのあと、タッチアップペンで塗装(手塗り)しました。

タッチアップペンで手塗りしました(刷毛塗りなので拡大して見るとデコボコ)

塗装が乾いたら塗料でデコボコになっているので1000番の耐水ペーパーにあて木をして磨いた。

耐水ペーパー1000番で磨いた

この上からクリヤー塗装(パール色の上塗り)をしてコンパウンドで磨いたら仕上がりなのですが、今回は遠目で見ればほとんど分からない(綺麗に見える)場所なので仕上げをせずにこれで完了としました。

かかった費用は2,000円弱

ディーラーにお願いしたらアエロの交換で55,000円(今回は損害小保険に加入していたので10,000円)もするので自分で補修してみました。
購入したのは、薄塗り用のパテ、タッチペン、耐水ペーパーセットなどで全部合わせて2,000円弱で済んだ。

実際にやって分かったのですが、タッチペンの刷毛である程度の広さを綺麗に塗るのは大変難しいですね。
出来ればマスキングテープなどを使ってスプレー塗装をした方が綺麗に塗れたのではないかと思います。

本格的な補修をしたい場合

今回は目立ちにくい場所だったので簡易的な補修で済ませ、手塗りによる若干の塗装ムラなどは我慢しました。
しかし、本格的な補修をする場合は、裏側にFRP補強を入れて固めてから表面にパテを塗り、その後に塗装となり、当然ですが手間と時間がかかります。

尚、本格的にバンパーを補修したい方は、以下の記事を参考にされると良いでしょう。
バンパーの割れや擦り傷を修理!(CARTUNE)

動画で見たい方は、以下のYouTube動画を参考にされると良いと思います。
DIYでバンパー修理!超簡単

皆さんも目立ちにくい場所のキズなどは安く上げるために自分で簡易的な補修してみませんか?
参考までに、私が今回の補修作業に使った道具などの紹介を兼ねて広告を以下に貼っておきますので良かったらご参考に。

最後までお読みいただき有難うございました。

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