百均の材料で小型温室を製作、夏野菜や花の早期発芽・育苗促進用に

2021年5月4日

こんにちは、DIYと植物が好きな たか爺です。

花や夏野菜などを種から育てようとすると、外気温が発芽適温まで上がるのを待つ必要があります。
発芽適温が20~25℃くらいのものが多く、私の住んでいる石川県なら4月後半から5月頃が発芽適温のようです。

しかし、ポットなどに種をまいて温室で管理すれば露地に撒くよりも1ヶ月以上も早く発芽させることが出来、夏野菜ならそれだけ早い時期から野菜を収穫することが出来たり、早くから好きな花を楽しめたりしますよね。

私は、夏野菜や花の発芽・育苗に使う為の小さい温室が欲しくて、通販サイトのAmazonなどを覗いてみたのですが、40cm×50cm程度の大きさで3,000円~4,000円くらい等、結構いい価格で販売されていました。

温室の自作を検討

自分で作ればもっと安く出来ないだろうかと思い、温室の大きさ・構造・材料などを検討。
大きさは50cm角ぐらいの四角の鳥かごみたいなものに、ビニールを被せれば簡単に作れるのではないかと。

そして、百均の材料を使ってDIYすれば最も安く作れるのではないかと考えた。
骨組みは百均の材料で、ワイヤーラティスとインシュロックで作ることに。
出来上がり予想図は以下の鳥かごのような感じに。
この骨組みにビニールシートで作ったカバーをすれば温室が出来ると考えました。

実際の製作・組み立て

集めた材料は、ワイヤーラティス(51.5×40.5cm、6枚)、インシュロック(数十本)、ファスナー(1m)、ビニールシートです。

ワイヤーラティス、ファスナー、インシュロックなど

この工作部品のメインは百均「セリア」で購入したワイヤーラティス(51.5cm×40.5cm)で、この商品の説明書きは以下の通りです。
1枚税込みで110円でした。

まずはこのワイヤーラティス6枚を上下左右後ろに、繋ぎ目をインシュロックでしっかりと縛っていき、骨組みを作ります。

 繋ぎ目はインシュロックで固定

有効高さはそれほど要らないので、高さ方向の中ほどに棚板としてワイヤーラティス1枚を取付けて2段にした。

骨組みが出来上がったら以下の写真のようになりました。

 出来上がった骨組み

次に、この骨組みにかけるカバーをビニールシートで作ります。
ビニールシートは百均には売っていなかったのでホームセンターで購入することに。
ホームセンターで買ったビニールシート(90cm×150cm、厚さ0.2mm)を切り取ってビニールカバーを作った。

前部だけは上に開閉できるようにするために、ビニールの前部と左右が接するビニールにファスナーを縫い付けました。

 ビニールシートにファスナーを縫い付け作業

完成した小型の温室はこんな感じです。

 前面は開閉が出来るように左右にファスナーあり

その他のビニールの継ぎ目はガムテープで塞ぎました。
これで隙間を無くし風なども入らないようにしました。

これで、幅51.5cm×奥行40.5cm×高さ51.5cmの骨組みにビニールを被せた小型温室の完成です。
最初は強度を持たすためにラティス半切りを前面に付けていましたが、実際に使ってみるとポットなどの出し入れに邪魔なので取り外した。
そうすると上の段にポットをたくさん置いた時に重さでワイヤーがたわむので真ん中の段の手前部分に棒(園芸支柱)を横方向に渡して補強しました。

以下の写真は実際に使っている様子です。

 温度の上がり過ぎ対策で天井部に換気穴も付けた

外気温と温室内の温度差は

温度管理は重要なので、棒温度計を取付けました。

 アルコール温度計

今回作った温室を庭に設置して、実際に温室内の温度を測ってみました。

3月9日~3月20日まで、天候の違いなどで外気温と温室内の温度がどれだけ違うのか調べてみました。
最高気温は日によって違いますが、この期間の晴れた日では9℃~18℃でした。
その時の温室内の温度は24℃~33℃と外気温よりも6℃~15℃くらい高くなっていました。
当然のことですが、雨の日や曇りの温室内の温度は外気温とあまり変わらないし、また夜間~早朝も日が射さないので外気温とほとんど変わらず、この時期の最低気温は3℃~5℃くらいの日もありました。
逆に、温室内の温度が上がり過ぎないように、天井部分に5cm角くらいの穴を開けて対策しています。

外気温が15℃以上になったら開けておく必要があり、それでも暑くて温室内が30℃を超える場合は前面のビニールを半開ぐらいにします。夕方以降は穴の上も蓋します。

温度差はかなりありますが、晴れた日の日中なら温室の効果があり十分温室として使えることが確認出来ました。
いつもの年なら4月中頃から種を撒いていますが、この温室なら3月の初め頃でも種蒔きが出来そうです。
1ヶ月くらいは早く種蒔きが出来る感じです。

かかった費用と耐久性など

ワイヤーラティス(51.5×40.5cm)   6枚  660円
コイルチェンファスナー(大)100cm  1本  110円
インシュロック数十本 (昔に購入したもので100本入りで300円くらい?)
ビニールシート0.2mm 90cm幅   1.5m 687円

合計で1,700円ぐらいになりました。
製品の温室を購入するより半値くらいで製作出来ましたが、何年くらい使えるか分かりませんよね。
ワイヤーラティスの腐食やインシュロックの劣化で寿命が決まりそうです。ビニールカバーは作り変えが可能です。
少なくとも数年くらいは使えそうなので大事に使いたいです。

これで2週間から1ヶ月程早く種を発芽させて、夏野菜や花などの苗をつくり、早くから収穫したり綺麗な花を楽しむことが出来ると思います。

参考になったかどうか分かりませんが、皆さんも良かったら温室を作ってみませんか?
もっと良いアイデアなどがありましたら教えてください。(安くて良いものを)

最後までお読みいただき有難うございました。