12年目の電動バリカンの蓄電池をDIYで交換して新品同様に復活
こんにちは、DIY好きの年金生活者 たか爺 です。
私は年金暮らしなので、DIYが好きと言ってもあまりお金のかかることは出来ません。
しかし、節約になることなら積極的に行動しています。
今日は、12年前に購入したパナソニック製「電動バリカン(ER5209)」の蓄電池をDIYで交換したという話を投稿しました。蓄電池の寿命で、電動バリカンが使えなくなったからです。
4年前にもシェーバーの蓄電池をDIYで交換したという記事を投稿しましたが、今回は「電動バリカン」です。
蓄電池の持ちが急に悪くなった
床屋さんに行くのが面倒だったり待ち時間がもったいないとか、散髪代がもったいないなどという理由で、12年前に電動バリカンを購入して自分で散髪をやってきました。
以下の記事で投稿していますので良かったらお読みください
「電動バリカンを使って自分で散髪、年間で3万円程の節約を」
実は最近、蓄電池を満充電しても電池が数分も持たなくなりました。
12年間の間に何回充電したかわかりませんが、フルに充電してもすぐにモーターの回転数が落ちて使えなくなりました。
本機にはNi-Cd蓄電池が内蔵されており、取説に「蓄電池の寿命は3年」と書いてありましたが、散髪を月に1回し2~3か月ごとに充電したとして12年間で50~60回ほど充電したことになるのでとっくに寿命かと。
ACコードを繋いだ状態ならモーターは元気に稼働しますが、コードを繋いだままでカットするのはとても使い難いのです。
電動バリカンの取説に、「フル充電しても使用回数が極端に少なくなった場合は蓄電池の寿命と考えられ、蓄電池の交換は販売店にご相談ください」と書いてありました。
メーカーに蓄電池交換を依頼すれば
メーカーサイトによると部品の保有期間は5年ということなので12年も前の蓄電池を取り寄せることは出来ません。
しかも、今回の私のバリカンはあまり古くてメーカー修理の対象外でしたので、メーカーに依頼することは出来ません。
参考までに、パナソニックのサイトで蓄電池の交換料金を調べると、最近の電動バリカンでは12,000円とありました。
7,000円程の製品の蓄電池交換に12,000円も出すくらいなら新らしいバリカンを買いますよね。(新品で5,000円~10,000円あまりで売っているので)
なので、新しい蓄電池を探して自分で交換できないか検討してみました。
自分で蓄電池を交換できないか?
ご親切に、製品の取説に分解の仕方が図で載っていました。
製品の保証期間は1年間なのでとっくに切れていますが、当然ですが分解するのは自己責任になります。
メーカーサイトによると部品の保有期間は5年ということなので蓄電池を取り寄せることは出来ないのですが、通販サイトyahooショッピングで「製品型番ER5209の蓄電池」を検索すると以下の蓄電池が見つかりました。
価格は750円でした(送料無料)。
注文したら3日ほどで郵便で届きました。
電動バリカンを分解して蓄電池交換を
分解するにはプラスドライバーが1本あれば出来、実に簡単でした。
先ほどの分解図を見ながら、
最初に以下の3本のねじを外して上部の白いカバーを外します。
上部のカバーが外れたら、次は矢印の8本のねじを外します。
そうすると下部の赤いカバーが外れ、緑色の蓄電池が見えてきました。
新しい蓄電池と並べて比較すると全く同じものが内蔵されていました。
蓄電池の先の尖った方をマイナスドライバーなどでこじ上げると蓄電池が取り出せました。
新しい蓄電池を装填し、分解したときに外したねじを元通りに締めると完了です。
最後に
組み立ててから8時間ほど充電して、スイッチをONにすると、「ブーン」と力強く動きました。
メーカーの部品保有期間が5年だったので、依頼しても蓄電池の交換はしてくれなかったと思いますが、仮にやってくれたとしたら12,000円ほどかかったということになるでしょう。
自分で蓄電池を探して自分で分解して交換したので750円で済みました。
電動バリカンの手入れは、使用の都度刃や刃の間をブラシで掃除し、刃に注油するなどきっちりしてきたので切れ味に問題はなく、まだまだ使えると思います。
今回は、パナソニックの電動バリカン(ER5209)の蓄電池を交換しましたが、他の機種でも同様だと思います。
製品を分解して蓄電池を自分で交換すると保証がなくなりますので、もし真似をして分解などをされる場合は自己責任でお願いします。
最後までお読みいただき有難うございました。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません