建築廃材でネジ釘を使わない椅子兼ミニテーブル等を作ってみた

2025年12月12日

こんにちは、古希を過ぎたDIY好きのじじい ”たか爺 ”と申します。

最近、私は木工細工にハマっています。
男子なら中学生の時に学校で本立てや椅子などを作ったことがあるかと思いますが、それの延長みたいなものです。


木工細工にハマったきっかけは、近所で平屋の新築工事があり、建築現場の前には大きな鉄箱が置かれ、使用済みの材木の端材などが入れてあるのを見つけたのです。家の建築には小さくて使えない切れっぱしでしたが、小さいながらも比較的綺麗な木で、何となく勿体ないと感じた次第です。

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廃棄された建築廃材

家を建てるには使えない材木かもしれないが、小さな机や椅子などを作るには十分な大きさの端材だったので、もったいないと思い施主様の了解を得て少し分けて戴くことにしました。(もちろん無料で)
以下の写真の垂木や板材などの端材です。

もらってきた端材

欲しいものの設計図と部品図を描いて

本来、欲しいものがあるなら、それに必要な材料を集め、それを加工して作るのが筋ですが、もらってきた垂木や板材などの材料で製作出来るものを考え、ソファーの前に置いて使う「椅子兼ミニテーブル」が欲しかったので、とりあえず設計図(マンガ)を描いてみました。
また、釘やネジを使って組むのは容易いですが、できればネジ釘を使わないでと考え、木工ボンドと補強にダボを打ち込んで組みました。

これをバラした部品の図も描いて、この絵の通りに材木を加工していく訳です。

材木の加工作業は

加工作業には丸鋸をメインに使い、オービタルサンダーで研磨したりします。

 

例えば次のような足の斜線部分を切り欠く作業は、丸鋸と自作した丸鋸スライド台を使って以下のようにしました。

まず足の部分の加工は、垂木を縦にして丸鋸で加工するのは難しいので、不要な部分を2mmほどずらしながら何度も往復して切り込みします。切り刻んだ部分を端から指で押すと崩れ、残った部分をノミなど(私は彫刻刀)で整えました。

そして出来上がったのが次の写真です。

こんな風にして各パーツを加工していきます。
材木の表面が荒れているので加工が済んだら各パーツの表面をオービタルサンダー(#80~100番)で粗研磨しました。

そして、角をカンナで取り、サンドペーパー(#120~240番)で仕上げますが、サンドペーパーを垂木のきれっぱしに巻いて手作業で研磨。

骨組みの組み立て

磨き終わったら、パーツを組み、補強の為のダボ(Φ8mm×30mm)の穴をあけて打ち込んでみた。

正確に寸法を測って加工したつもりでしたが、合わせてみると隙間の大きいところがありました。

木工ボンドを塗って固定した。万力(バイス)を持っていないので多量の輪ゴムと紐を使って固定した。

ボンドが固まったら木工用パテで、隙間を埋めて乾かした。

パテが乾いたら、ダボのはみ出た部分を、アサリの無いノコギリで切り取った。パテの部分もサンドペーパーで磨いた。

天板の製作

もらってきた板材に大きい板が無かったので、天板は小さい板を2枚継ぎ合わせることに。
厚さ20mmの板に、8mm×30mmのダボ3個の穴を開けました。
穴の位置合わせが大変で、一方の板の穴を開けたい位置に、粘着力を弱めた厚めの両面テープを張り、穴の位置の中心に千枚通しなどを刺して印をつけ、ここにもう一枚の板の接着面をくっつけて強く押し付けます。
2枚の板を離すと両面テープがもう一枚の板に移り、お互いの板の穴を開ける位置が決まり、そこに真っ直ぐの穴を開けます。

2枚の板に木工ボンドを塗り、ダボを刺して強く押し付けます。 

天板の固定方法

天板と骨組みは、やはりダボで補強しながら木工ボンドで接着します。
骨組みの上部に厚めの両面テープを張り、これに千枚通しで穴の位置に印をつけ、この上に天板を載せます。

強く押し付けてから天板を離すと、天板側に両面テープがくっつき、天板の穴をあける位置が決まります。この位置にダボの穴を開けました。

塗装

テーブルとしても使いたいので、水が掛かっても良いように、塗装には水性ウレタンニスを塗りました。

天板だけでなく、骨組みにも塗装しました。

表面をツルツルに綺麗にするために、3回重ね塗りしました。
一度塗ったらザラザラになるので、乾いたら#400のサンドペーパーで軽く研磨します。
あまりしっかり研磨すると塗装が取れてしまうので軽くです。

研磨したら研磨粉をふき取ってまた塗ります。

塗装が終わったら、骨組みと天板を固定します。
接着面に木工ボンドを塗ってダボを刺し、

天板と骨組みの接着面を合わせて天板を強く押し付けます。

これで完成です。ウレタンニスを3回重ね塗りしたのでスベスベのツヤツヤになっています。

案の定、重宝して大事に使われています。

他にも作ったものは

一応椅子です。木工作業の第一号でした。
ネジを使いましたが、ネジ頭を深く打ち込んでその上からダボで隠した。最後に防腐塗料を塗りました。

厚さ45mm×105mm×約300mmの分厚い板が7枚もあったので、これを天板にしてネジや釘を使わない「ベンチ」を作りました。こちらは無垢のままです。

余った木で小鳥の巣箱も作ってみました。時々飛んでくるスズメ用にサイズをネットで調べ、こちらも無塗装です。
一部サイズが足りないところはつぎ足しです。小鳥が入ってくれるかどうかわかりませんが、気長に待ちたいと思います。


材料費はタダなので出来ることですが、もらってきた材料を見ながら完成図(マンガ)を描いて計画し、作っていきました。

時間に余裕のある方でDIYが好きな方は、自分のオリジナルの木製品(椅子やテーブルなど)を作ってみませんか?
近所を歩き回って建築現場がないか探し、もしあったら大工さんか施工主さんに丁寧に頼み込んだらたぶん譲ってくれると思いますよ。

出来ればネジ釘を使わないもので、どんな細工で組み込むか設計を考えるのも、また作る作業も結構楽しいですね。
組み込み方法や加工方法などはyoutubeなどにも動画があります。
私が使った道具は、Hikoki製の丸鋸(FC6MA3)とオービタルサンダー(FSV10SA)などでしたが、電動工具が無くても作れそうです。ちょっとしんどいかもしれませんが、時間があれば手のこなどで焦らずに。

最後までお読みいただき有難うございました。

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