洋室ドアの建付けを簡単に直す方法【DIY】

2020年7月27日

我が家は築後26年になりますが、先日2階にある洋室のドアが開けづらいのに気付きました。
ドアの右上部が木枠に擦れていて、かなり力を入れないと開け閉めが出来ません。
7年ほど前からこのドアを開け閉めしたことが無かったので、いつからこんな状態になったのか気付かなかった。

今日はこのドアの建付けを修正する方法を考えて実施したので備忘録として記事にしてみました。

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まず、ドアの周りの問題個所を調査

どの部分がどうなっているのか調べました。

問題のドア(右上が擦れている)

ドアの上部を見ると、木枠と戸の隙間が右に行くほど狭くなっている。

ドアの左上部分の状況


右端に行くと、戸の上部と木枠の隙間がくっついてしまって擦れている。(ここが最大の問題点)
また、右端の縦の部分には隙間が出来ています。

ドアの右上部分の状況


これらの状況(ドアと木枠の位置関係)をまとめると以下の図のようになりました。

これらを総合的に考えると、戸を右側に倒すとかなり改善されると考えました。
しかし左下部分にほとんど隙間がなく、上部だけを右側に移動すると左下部分が当たってしまうことが予想できる。
したがって戸全体を右側に移動させるが、上部を下部より多めに移動させるのが良いと考えました。

薄板を蝶番に挟んで建付けを修正

結局、蝶番とドア枠の間に薄板を挟んで修正することに。
上の蝶番とドア枠の間にに4mm厚の板を挟み、下の蝶番とドア枠の間に2mm厚の板を挟んでみることにしました。

使った板は2mm厚の桧の工作材です。
ホームセンターで数百円で売っていました。

桧工作材、下の2mm厚のものを使用

蝶番を止めてあったビスを外して

蝶番を外したところ

桧の薄板を、蝶番の下に挟めるサイズに加工したもの(次の写真)を作ります。

桧の薄板を加工したもの

外した蝶番の下に薄板を挟んでビスで固定します。

桧の薄板を蝶番の下に挟んだところ

上部の蝶番に2mm厚の薄板を2枚重ねて挟み、下部の蝶番に1枚挟みました。

すると下の写真のように建付けを修正することが出来ました。

修正後の状況

修正後の、ドア全体はこんな感じになりました。

修正完了!


右端の上部を見ると、まだ若干上がっているように見えますが、戸板をこれ以上右側に寝かせると左端が空いてくると思われるのでこれで完了としました。

どこがどうなっているのか全体の状況を理解し、これらを総合的に判断すれば比較的簡単に修正できました。

家が古くなってくると、このドア以外に今後もいろんなところに不具合が出てくると思われます。
また不具合が出てきたら、その状況をよく判断し、自分で修理が出来ることは自分で直していきたいと思っています。


最後までお読みいただき有難うございました。

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