カビ取り剤でも除去できないので「抗菌+防カビ」コーキング剤を使用
こんにちは、「出来ることは何でもDIY」のたか爺です。
昨年の12月に、「風呂場で透明のコーキングを使用」という記事を書きました。
当時は見栄えよりも、ひび割れなどの隙間から水の浸入を防止さえできれば良いと思い、半年ほど前に使って残っていた「無色透明のコーキング剤」を使いました。
その後3か月ほど経過するとコーキングしたところにカビがひどく生えてきました。
防カビ剤入りだと思っていましたが、使ったコーキング剤の説明書をよく見ると、用途は浴室の防水シールなどと謳っているのに「防カビ剤が入っていない」とはっきり書いてありました。
熱帯魚などの飼育水槽にも使えるようにと防カビ剤を入れていないようです。
カビ取り剤でこすってもカビが取れない
下の写真のように、浴槽と床タイルの境目はカビ取り剤を使ったのに取れません。
他の部分も、透明シールのところのカビが取れません。
諦めて、防カビ剤入りのコーキングでやり直すことにしました。
抗菌+防カビのコーキング剤でやり直し
ホームセンターで、今度は間違いなく「抗菌+防カビ」と謳っているコーキング剤を探しました。
写真のような、セメダインの超多用途シール「スーパーシール」という製品を選びました。
タイルの目地が白なので同じ白のものを選定しました。
100g(5mm幅で3mくらいのシールが出来る)で900円弱でした。
まずは古いカビだらけのコーキングをカッターナイフで剝がします。
出来るだけ綺麗に剥がさないと後の出来栄えに影響がありそうです。
剥がし終わったら掃除機などで綺麗にゴミを取り除き、乾いた布などで汚れを拭き取ります。
次に、周囲のはみ出しをを防ぐために、シール幅が5~6mmくらいになるように、補修個所の両側にマスキングテープを貼り付けます。
マスキングテープを貼り終わったら、シール剤のチューブのノズルを押し付けながらコーキング部分に充てんしていきます。
充てんは、補修部分の端から反対方向へ、チューブを絞りながら一定の速さで充てんしていきます。
充てんしたら、付属のヘラで表面をならします。
この時も一方の端から反対の方向へ、一度でならします。
ヘラを何度も繰り返してならすと綺麗に仕上がりませんので注意が必要です。
この部分は仕上がりの見栄えを決める重要なところです。
シール剤の乾燥が早いので、かき取ったらすぐにマスキングテープを剥がす。
この状態で24時間乾燥したら完了です。
遠めに見ればあまりわからないようですが近くで見るとプロとの違いがわかります。
やはり表面を綺麗に仕上げるのは素人には難しいですね。
これでカビが生えにくいかと期待しております。
コーキングのやり直し方法について記事にしましたが、ユーチューブなどには動画でアップされているようですので詳しく知りたい方はそちらを検索してください。
最後までお読みいただき有難うございました。
【2022年3月21日 追記】
このコーキングをやり直して5年程経過しましたが全くカビが生えず、綺麗な状態を維持できています。
「抗菌+防カビ」は本物でした。
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