和室のカビ対策、畳下のアルコール除菌と畳の表替え

2020年10月5日

スポンサーリンク

こんにちは、たか爺です。

我が家の和室がかび臭いと何年も前から感じていたのですが、何をどうすればよいのか分からず放置していましたが、つい最近「和室のカビ対策」を実施しました。

我が家の和室がかび臭い原因は、「畳のカビ」と「砂壁のカビ」の2つが考えられるとのことでしたので両方について対策しました。

今日は、私が実施した和室のカビ対策のうち、「畳のカビ対策」を紹介したいと思います。

先日、別記事で和室の壁に生えたカビ対策について投稿しましたので「砂壁のカビ対策」は以下の記事を読んでみてください。

和室のカビ対策、砂壁を剥して防カビの壁紙貼り

畳のカビ対策

先日、和室のカビ臭がひどいので建築業者に相談して、カビの生えた砂壁を剥してカビの生え難い壁紙を貼ってもらいましたがその時、「畳が原因でカビがきているのかも知れない」と言われたので、畳を見てもらったところ、畳を少しめくっただけで酷くカビ臭がしました。

畳屋さんの話では、畳表を替えれば問題ないということだったのでそれを依頼しました。

     畳の名称

畳屋さんが畳を上げた時に再度確認したら、畳の裏側とその下の木の床板がもの凄くカビ臭かった。
畳の裏側のカビ臭については、畳屋さんで畳表を替える時に、畳の裏側を天日に2~3日干すことで改善してもらいました。

畳の下の木の床板のカビ対策について、どうすれば良いかいろいろネットで調べて検討しました。
結論から言うと、アルコールで除菌するのが一番良いと考えました。

畳の下の木の板(床板)のカビ対策についての情報はあまり無かったが、数少ない情報の中に塩素系殺菌剤またはアルコールで除菌する方法を見つけました。

塩素系殺菌剤だと塩素臭が残る心配があり、アルコール(エタノール)なら気化し易いので乾燥すれば匂いが残ることもありません。
したがって赤ちゃんにも優しいアルコール除菌を実施することにしました。

カビに最も有効なアルコールの濃度は

アルコールの殺菌力については、文部科学省のサイトに カビ対策マニュアル 基礎編-文部科学省 という記事があります。
ここにカビについて詳しく書かれており、3-6、カビの制御方法の 2)化学的制御の <エチルアルコール>のところに以下の文章があり、80v/v%が最も効果のあることが分かっています。

カビに対して使用が可能なアルコール類およびアルデヒド類の化学構造式を図11に示した。エチルアルコールは揮発性と可燃性が高いので特に注意が必要である。エチルアルコールの作用メカニズムは微生物細胞膜への浸透により細胞膜が破壊され、タンパク質の溶出や変性が起こり殺菌効果を示す。したがってエチルアルコールの場合には70w/w%(重量パーセント)(約80v/v%(容量パーセント))の場合が最も高い殺菌力を発揮し、この濃度域より高くなっても低くなっても殺菌効果が激減する。この理由は細胞表層の膜と同じ疎水性にアルコール水溶液を調製すると浸透性が高くなり、高い殺菌活性を示すことに基づいている。

したがって床板に80v/v%エタノール液を噴霧することにしました。

80%アルコール液の作り方

アルコールは薬局で95v/v%エタノールが売っていたのでこれを買ってきました(税別1080円)。

      95vol%エタノール

スポンサーリンク

これを水道水で希釈してアルコール濃度80v/v%にしました。
80v/v%くらいがカビに対する殺菌力が最も強いそうです。
(95v/v%アルコール液100mlに水19mlを加えると80v/v%アルコール液になります。以下ではv/v%を単に%と表示します)

もし95%エタノールが売っていない場合でも、80%以上のエタノールがあればこれを水で薄めて80%エタノールを作ることが出来ます。
例えば、無水エタノールであればアルコール100%なのでこれを80ml取り、これに水を20ml足して100mlにすれば80%アルコールになるというように、全体が100あるうちのエタノールが80存在するようにする為に水をどれだけ加えればよいのか求めて混合します。
スポンサーリンク

床板のアルコール除菌作業

畳を全て撤去した後、床板に満遍なく80%アルコールを霧状にして吹きかけました。

  畳を撤去した床板に80%アルコール液を噴霧中

床板全面に噴霧したら、窓や襖を開けて扇風機で蒸発してくるアルコールや湿気を屋外に排気して床板を乾燥させました。(噴霧作業中および乾燥中はアルコール臭が強く、換気を良くした方が良いようです)

   扇風機2台で換気(外に排気)して乾燥中

2時間ほどしたら乾いたので、念のためにもう一度アルコールを噴霧し、再度乾燥させました。
(私がこれを行なったのは9月の暑い時期でしたが、気温や湿度によっては乾燥にかかる時間は変わってくると思います)

私はアルコール液の噴霧を2回行いましたが、1回しただけでもカビ臭がかなり薄くなりました。
2回噴霧したことでカビ臭がしなくなったが、乾燥したらかすかにカビ臭が残っているような気がしました。

表替えした畳はカビ臭より井草の匂い

3日ほどして畳屋さんから、表替えをした畳が届きました。

届いた畳はほとんどカビ臭は感じられませんでした。
というより、畳表のイグサの匂いが強くてカビ臭が全く分からないといった感じでした。

        表替えをした畳

このイグサの匂いが「良い」と思う人が多いようですが、青臭い匂いがあまり強いのでしばらくの間、数日間換気したらかなり改善されました。

今後は部屋の湿度管理を

カビ菌は常に空気中に飛んでおり、このカビ菌が増殖しないようにコントロールできるのは湿度だそうです。

カビが繁殖しやすい条件である栄養(汚れやほこりなど)や温度は管理がむつかしく、湿度が一番対策をし易いとのことでした。
湿度が60%以下だとカビ菌が繁殖しにくいそうです。

今後は、和室の襖を常に開放することで部屋の換気を良くし、湿度が60%を超えないように注意していきたいと思っています。

最後までお読みいただき有難うございました。