煽り運転対策にお勧めの前後2カメラドライブレコーダー

2022年8月20日

こんにちは、車好きのたか爺です。
最近、あおり運転が原因の事件、事故のニュースが後を絶ちませんよね。
証拠の動画なども併せて紹介され、大きな問題となっています。
このようなあおり運転から自分の身を守るためには、前後監視できるドライブレコーダーを取付けるのが良いと私は考えます。
私は以前は前方監視用のドラレコを付けていましたが、つい最近になって車の買い替えと同時に「前後2カメラ」ドライブレコーダーを検討し、購入・取付けしました

前後2カメラのイメージ(コムテックのホームページより引用)

カーショップなどの店頭には、あおり運転対策を謳い文句にした「前後2カメラ」のドライブレコーダーなどいろんなドライブレコーダーが並んでいます。
「前後2カメラ」とは前方のカメラだけでなくリアにカメラも設置して、前方と同時に後方の録画もできるドライブレコーダーです。
以下に高画質のお勧め品の広告を一部貼っておきます。
林修先生のCMでお馴染みの日本製のコムテックです。

 

あおられて事故・事件になった時の証拠を記録するためのものでしょうが、更には「後方も録画中」などの旨を書いたステッカーを貼ることで煽りを抑止しょうとするものまで売っています。

私は最近、車をプリウスに乗り替えたのですが、そのプリウスに前後2カメラのドライブレコーダーを自分で取り付け、実際に問題がないことが確認できたので、これから取り付けたいと検討している方の参考になればと思いこの記事を書きました。
ページ数が長くなるので、本記事では前後2カメラドラレコのお勧め機種についての話を綴り、実際の取付方法などは別記事にしたいと思いますので自分で取り付けする方は以下の記事を参考にしてください。
➡煽り運転対策、前後2カメラドライブレコーダーの取付け方法

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前後2カメラのドライブレコーダーの製品選びの条件

前方と後方が常時録画できるドライブレコーダーと言ってもいろんなメーカーからいくつもの種類の製品が販売されています。
(日本製としてはケンウッド、コムテック、ユピテル、セルスターなど数社から販売されているようです。2019.5.8現在)

価格もいろいろで、数千円程度の安価な外国製の物から3万円くらいのものまで、一体どれにすれば良いのだろうかと悩んでいる方も多いかと思います。
性能面で必要条件を満たしていれば出来るだけ安価なものが良いとは思うのですが、果たしてそれがどれなのか分からない。

最低必要な条件を書き出すと
①画素数(画質)
画角(画像が写る範囲、左右上下の角度)
③画像補正機能(HDRまたはWDR)

私の場合、以上に加えて「日本製」を条件としました。

画質はフルハイビジョン(200万画素)以上

いざという時のための記録を撮るドライブレコーダーなので、少なくとも相手車両のナンバープレートなどがハッキリと映るものでないと意味がない。ナンバー以外にも証拠映像が必要なわけですが。

私は過去に2台の車にドライブレコーダーを取り付けたことがあり、その時にどのくらいの解像度が必要なのか、いろいろネットなどで調査をしたところ、いろんな機種による記録動画を見る限りでは画素数は200万画素(フルハイビジョン)以上であれば明瞭さには問題ないことを確認しています。

より高画質なものなら更に明瞭な動画が記録できる訳ですが、その場合はより高価になるしどこまで必要かという話になります。
トヨタのディーラーで話を聞くと、以前は100万画素のものが主流でしたが最近は200万画素のものになっているとのことでした。

私が過去に自分で取り付けた2台はともに340万画素のもの(ケンウッドDRV-610)であり記録された画像は非常に鮮明でした。
しかし前回の調査時に200万画素あればナンバープレートの写り具合など明瞭さには問題ないことを確認出来ていたことと、あまり高画素のものだと大容量のメモリーが必要になるので、今回は前後2カメラともに200万画素のものを購入・取付けしました。

画角は水平で110°以上、画像補正機能も必要

機種選定にあたって、高画質であること以外に、画角(視野角)が広いことも重要です。
画像の写る範囲は水平で110°以上の「広角撮影」が出来た方が良いと思います。対角で130°以上くらい。


例えば交差点で横から車が突っ込んできた事例などを想定すると、出来るだけ広い画角の方が良いのですが、ただしあまり広角だと被写体が小さくなってしまい拡大してもナンバーなどが明瞭に写っていない可能性があると思う。
かなり高画質(300万画素以上)のものであればもう少し広角でも明瞭に写るかもしれません。

また、HDR/WDRという画像補正機能が必要かと思います。
HDRおよびWDR機能を搭載していると、トンネルの出入り口など明るさが急に変化する場合の白とびや黒つぶれ、逆光にも強く、明度差のある場面でもくっきりとして映像を記録してくれます。

やっぱり「日本製」は安心

Amazonなどの通販サイトで検索していると、スペックは素晴らしいのに価格が非常に安いものがあります。
それらはメーカー名も聞いたことのない外国製品などであったりしますが、耐久性などは大丈夫だろうか?

大事な証拠映像を記録するということを考えた場合、高価であってもやはり信頼できる「日本製」を選んだ方が安心できるのではないだろうか?
日本製としては、ケンウッド、コムテック、ユピテル、テルスターなどの製品があります。

私が過去に取り付けた2台はいずれもケンウッド製でしたが今回は下の写真にあるコムテック製(日本製)を選びました。
(今回の2カメラタイプではコムテック製の方がケンウッド製より安かったので)

今回私が購入したコムテック製「前後2カメラ」

前後2カメラのものでなくても良いが

今回、私は前後の動画を記録できる「前後2カメラ」のドライブレコーダーを購入・取付けをしましたが、既に前方用のドライブレコーダーを付けている方の場合は買い替える必要は無く、後方を記録するためのドライブレコーダーをもう1台追加で取付けすれば良いだけのことです。

また、まだ1台も付けていない方の場合は「前後2カメラ」のドライブレコーダーを付けるか、1カメラのドライブレコーダーを2台購入して前と後ろに1台ずつ取り付けても良いのではないかと思います。

どちらが良いかは、コストの問題くらいで、配線の手間はそんなに変わらないかと思います。
コストについては選ぶ機種にもよりますが、同じメーカーの同じ画質のドライブレコーダーで比較するなら、2台購入するより「前後2カメラ」1台の方が液晶画面が兼用な分で安くなっていると思います。

参考までに、フルハイビジョンの日本製(1カメラ)ならAmazonで1台14,000円~18,000円くらいはしますが「前後2カメラ」なら24,000円ほど(当時)でした。

コスパ最高のコムテックZDR-015を

も書きましたが、私は今回、コムテックの「ZDR-015」を購入しました。
2019年3月に購入しましたが、人気ナンバーワンでその当時Amazonやヤフーショッピングなどを見るとどこも品切れ状態でした。
予約注文で当時の価格は24,500円でした。(価格はよく変動します)
この機種はコストパフォーマンスが高いと思うのでお勧めしたいし人気も非常に高いようです。

コムテックZDR-015

以下に今回私が購入した製品「ZDR-015」のスペックをまとめました。
解像度:1920×1080(フルHD)
画素数:200万画素
水平画角:115°(フロントカメラ)/112°(リアカメラ)
垂直画角:58°(フロントカメラ)/84°(リアカメラ)
対角画角:145°(フロントカメラ)/140°(リアカメラ)
フレームレート:29.1fps(フルHDで撮影時)
駐車監視機能:あり
安全運転支援機能:あり

以下にこの製品の広告を貼っておきますので良かったらレビューや詳しい商品説明、価格などを確認してください。

参考までに、予算に余裕があってより高画質の製品を求める方には、コムテック製の「ZDR-026」をお勧めします。(370万画素) また、コムテック「ZDR-015」と同レベル(208万画素)のものでケンウッド製品なら「DRV-MR740」をお勧めします。

以上の3製品を簡単に比較表でまとめると、

  コムテックZDR-015 コムテックZDR-026 ケンウッドDRV-MR740
解像度 1920×1080 2560×1440 1920×1080
画素数 200万画素     370万画素 208万画素
画角(対角) 145° 133° 111°
参考価格(amazon 20191.5.10時点) 22,780円 32,990円 26,500円

※価格は頻繁に変動しています。消費税込み、送料込みの価格。

また、新型プリウスへの前後2カメラドライブレコーダーの取付け方法は以下の記事をご参考に。

煽り運転対策、前後2カメラドライブレコーダーの取付け方法 (2019.5.10追記)

最後までお読みいただき有難うございました。

新型プリウスに取り付けたドライブレコーダー
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