ポリカ中空ボードで3重窓の製作、浴室のジャロジー窓の寒さ対策

2022年1月30日

昨年末頃から、ジャロジー窓の断熱対策をいろいろ検討している ”たか爺” です。

我が家の浴室には、1辺が1mくらいの大きなフィックス窓と、すき間風が入り易いジャロジー窓がついており、だから冬は非常に寒いのです。

家を建ててから今まで30年程の間、「寒いなあ」と思うものの、ジャロジー窓の「ハンドル」のせいで対策もとれずに過ごしてきました。
ただ、入浴中にヒートショックに関連した急死が、2011年の1年間で約17,000人もあったと推計されている(出典:Wikipedia)と聞いたので、私も高齢者の仲間入りをしたので重い腰を上げて寒さ対策に乗り出した訳です。

室内の熱が一番逃げやすいのは窓であり、窓の内側に空気層(断熱層)を作ることでいくらかの放熱を防ぐことが出来るので、ジャロジー窓に2重窓をつくることを考えました。
2重窓は防寒対策に大変効果があるそうです。
以下は、アクリサンデー㈱のホームページにあった、内窓の断熱効果を説明したものです。


この絵の場合、空気層1つで約8℃改善できるとのことです。
(一般財団法人建材試験センター調べ)

というわけで、先日、ポリカ中空板などを使ってジャロジー窓に簡易二重窓を手作り(第一弾)しました。
以下はその時の記事です。
ジャロジー窓をポリカ中空板で断熱、冬のヒートショック対策

以前にポリカ板で作った内窓、

しかし、この二重窓を実際に使ってみて、内窓のそばに手をかざすと冷気を感じ、まだまだ十分でないと思った。
更に断熱対策が必要である。

安価な三重窓を作ろう

そこで、断熱層(空気層)を2重よりも3重にすれば更に熱が逃げにくいはずなので、この内窓の室内側にもう一つの内窓を、それも出来るだけ安価なものを設置することを検討しました。

ネットなどでいろんな「内窓キット」やそのパーツ類が売られていますが、出来るだけ安価なパーツを探していたら、㈱光モールの「簡易内窓フレーム」というものを見つけました。

今回使った「簡易内窓フレーム」は、4mmの中空板プレートを使うことは同じですが、他のパーツよりも本当に簡易的です。以下の写真のもので、ちゃっちいけど断然安いのです。

㈱光モールのホームページより引用

使い方は次のイラストのとおりです。

㈱光モールのホームページより引用

実際に購入したものが以下の写真です。価格は2mもの4本で合計1,900円程度でした。

これと一緒に、ポリカーボネート中空板も買ってきました。
近所のホームセンターでの価格は1820×910×4mmのサイズで2,500円くらいでしたが、ネットでは欲しいサイズにカットした物も売っており当然ですが割高です。また、ネットでの購入は送料分で高くなっているようです。

内窓の製作手順

まず、窓枠の高さⒽと幅Ⓦの寸法を測ります。
縦=高さⒽ-7㎜、横=幅Ⓦ×1/2ー1mm のサイズでポリカ板を2枚切り出します。

※メーカーによる簡易内窓フレーム組立説明書はこちら

ジャロジーのハンドルが当たる部分は切り欠いておきます。(切り欠き寸法はちょっと難しいですが)
両横(左右)に縦フレームを、取っ手付きを使う方向を間違わないようにはめ込んだら、プレートの出来上がりです。

この写真は、第一弾で作ったポリカ板です

出来上がったプレート2枚です。
ポリカ板1,820×910の1枚で、これ2枚を作ったから左側用の上部は継ぎはぎになっています。

出来上がった2枚の窓

(高級な内窓には縦フレーム以外に、下端と上端のフレームが付いているものもあります。この簡易内窓にはありませんが、断熱効果にあまり大きな影響は無いと思います。)


次に、下のレールを両面テープで貼り付けます。


同様に、上のレールも両面テープで貼ります。

プレートを組み込んで完成

レールに、先に作った ポリカ中空板のプレートをはめ込みます。

先に作った二重窓と今回作った三重窓(手前)

切り欠いてあるので、ハンドルには当たらずに閉め切ることが出来ます。
(高級な内窓では上下のレール以外に縦枠もあり、これによって縦フレームと壁との密閉性が増すようですが、この簡易内窓ではそのようなパーツがありません。欲しいなら自作になります。)

閉めた時に、戸の奥のフレームと手前のフレームの重なり部分に少しすき間ができたので、左右につっぱり棒を渡してこれに出っ張りを付けてフレーム部分を押さえるようにした。
滑らかに出っ張りに乗り上げるようにすることで、戸を動かしても問題無く滑るようにした。


以下の写真は、二重窓と三重窓を閉め切った状態です。

3重窓を閉めた状態

以下の写真は、ジャロジー窓を開けて浴室を換気しているところです。

換気のために窓を開けた状態

これでジャロジー窓は、3重窓にすることが出来たので、暖房機を稼働させれば早く暖かくなり、電気代の節約にもなるだろうし、ヒートショックを防止することが出来るのではないかと。
実際に入浴時に内窓のそばに手をかざすと、やはり冷気を感じるものの、気のせいかも知れないが、以前ほどではない思った。
尚、この内窓を長持ちさせる為に、冬が終わればしまっておき、毎年冬になったら出してきて使うことにしています。

最近は毎日の外気温がかなり変動しているので、短期間の電気代の比較で効果の有無を論ずることは難しいと思う。
したがって、実際にどれだけの断熱効果があるのかを数字で示すことは出来ませんが、一般財団法人建材試験センターの結果から、理論的には効果がある筈です。

ジャロジー窓の断熱対策で困っている方、今回の費用は合計で4,400円と比較的安かったので参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき有難うございました。