【ネット通販】偽のレビューを見極めて安心して買い物をする方法、サクラチェッカー
こんにちは、たか爺です
皆さんはよく通販サイトを利用されていますか?
ネット通販で物を購入する場合、レビューの評価を見てその品物が良いかどうかを判断しますよね?
あなたはそのレビューの内容を信用していますか?
今日は、通販サイト(Amazon限定)での偽の【やらせレビュー】を見極めてサクラ度を判定してくれるという「サクラチェッカー」を紹介したいと思います。
通販サイトにおけるレビューの役割と問題点
今日、全国的にネット通販を利用する人が増え、利用者は欲しいと思う商品のレビューを見て物の良し悪しを判断して商品を購入しているのが現状でしょう。
私もその一人であり、レビューの内容で購入するしないを決定するほど大いに参考にしています。
実はこのレビューに大きな問題が潜んでおり、それは一部のレビューに【やらせレビュー】が混ざっているとか。
私は以前からレビューを読んでいて、時々変な日本語や不自然な文章に気付いてはいました。
それが「やらせ」であり、ビジネスとして横行しているというのでびっくりです。
NHKによる【やらせレビュー】の徹底追跡
2019年10月2日に、NHKの「クローズアップ現代」で、「 追跡! ネット通販 やらせレビュー」と題して、ネット通販における【やらせレビュー】の実態を徹底追跡した番組が放送された。
その内容を大まかにまとめると、
一般消費者はネット通販で買い物をする場合、現物を見たり触ったりすることが出来ない為に、ほとんどのお客さんは商品について書かれたレビューを参考にして購入しており、レビューの数が少ないと中々買おうとしない。
ということで偽の【やらせレビュー】を書かせるビジネスが横行しているらしい。
【やらせレビュー】が書かれる流れとして、出品者から依頼された仲介業者が「書き手」を募集して【やらせレビュー】を書かせているという組織的なケースが多く、その「書き手」は日本人だけでなく外国人もいるそうです。
また、スマホに組み込んだ特殊なプログラムを使って、人間の代わりに商品を購入し、購入を終えるとスマホは自動的にレビューを書き込み始め、多量のスマホを使ってレビューを量産する「レビュー工場」というものが中国にあるという。
通販大手のAmazonでは以下のような「ガイドライン」がある。
・対価を目的としてレビューを書く行為を禁止、
・やらせレビューと分かれば削除、
・違反した人のアカウント停止も
としており、Amazonなど通販サイトはあからさまな【やらせレビュー】を見つけた場合はそれを削除しているが、また業者がやらせレビューを書かせるという、イタチごっこになっているものもあるとか。
一般消費者はそこに書かれたレビューがどこまで信用できるものなのか見極めて買い物をする必要があるという。
私はこの放送をテレビで見ていませんが、この内容の記事と動画をネットで見つけましたので下にURLを貼っておきます。
⇩
NHKのクローズアップ現代(2019.10.2放送)の記事サイトへ
上記の動画を見たい人はこちら(ユーチューブ動画、約30分)をどうぞ
レビューを見る場合の注意点など
最近特に注意すべき商品は、イヤホンとかウェブカメラ、あるいはスマートフォンのアクセサリー、電化製品などだそうです。
また、商品のレビューを見る場合に注意すべき点として、
不自然な日本語・文章
不自然な日本語・文章のレビューは、翻訳ソフトを使って海外の言葉を日本語に翻訳すると不自然になったケースかも。
星の数の分布が偏っている
高評価の【やらせレビュー】を見て購入したが最悪の商品だったので★一つを付けたケースかも。
レビューの日付がある日に集中している
多量の【やらせレビュー】を量産した可能性あり。
このようなレビューは要注意だそうです。
そこで、簡単に【やらせレビュー】を見分ける方法は無いものかというと実はそれがありました。
ただし、そのソフトはAmazonのレビュー専用です。
Amazon以外の通販サイト用については、現在開発中だそうです。
簡単に【やらせレビュー】を見極める方法
ここで紹介したいのがAmazon専用の【やらせレビュー】を見極めてくれるソフト「サクラチェッカー」です。
このサイトに、Amazonサイトで検索した商品のURLを貼り付けると一瞬でさくら度を判定してくれるというものです。
サクラチェッカーのサイト ⇦こちら
サクラチェッカーの使い方は簡単で、
まず、Amazonで欲しい商品の検索を行い、その商品のURLをコピーします。
次にサクラチェッカーのサイトを開いて
①Amazonで検索した商品のURLを貼り付けて
②右横にある「Go」を押すだけ。
すると2~3秒で判定結果が表示されます。
これは試しに、Amazonでワイヤレスイヤホンを検索して、レビュー数の極端に多いイヤホンのURLを貼り付けたものです。
やはり予想通りサクラ度99%と判定されました。
下部には、価格や製品、ショップ情報、レビュー分布、レビュー&レビュアーなどの項目に分けた判定も出してくれます。
ほとんどが95%以上の危険判定になっています。
通販サイトAmazon側の対策など
通販サイトの大手Amazonは、
「専門チームによる調査とテクノロジーを組み合わせて24時間365日体制で不正レビューのブロックや削除をしています。さらに不正検知の仕組みを改善し、引き続き取り組んでいます」 ということだそうです。
私はAmazonの商品紹介を少し行っているので、Amazonにも【やらせレビュー】があるという話を聞くと心が痛いです。
私は客としてAmazonを利用することが多いので、今後もこのサクラチェッカーを使わせて戴こうと思ってますが、yahooショッピングなど他の通販サイトを利用するときには特に注意してレビュー全体をよくみて商品の良し悪しを判断したいと思います。
皆さんはどの通販サイトを利用してますか?
Amazonならサクラチェッカーを利用したりして、またチェッカーの無い通販サイトでは自分でよくレビューを見て、どちらにせよ【やらせレビュー】に騙されて粗悪品を買わないように注意しましょうね。
2020.1.19追記
※サクラチェッカーの開発の経緯や仕組みなどについて、もっと詳しく知りたい方には次のサイトを紹介します。
Amazonのやらせレビューと戦う「サクラチェッカー」はなぜ生まれたか 開発者に聞く背景やサクラレビューの見分け方
最後までお読みいただき有難うございました。
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