車を利用した4日以上の停電対策、インバータ利用

2025年9月18日

こんにちは、車が大好きな「ペーパー電気工事士」の”たか爺”です。

皆さんは災害時の「大規模停電」に備えて、どのような対策をされていますか?
大規模停電とは、地震や台風・洪水などの災害時などに広範囲の地域が停電することで、復旧するまでに時間がかかる場合が多い。
最近は1年間に何度か「大規模停電」が日本のどこかで発生しています。
停電になると夜間の照明や暖冷房・冷蔵庫など全ての家電が使えず、真夏なら熱中症の危険性や真冬なら暖が取れず大変です。
また、何日も停電すると携帯電話のバッテリーも切れたりして、生活に大きな支障が出て来ますよね。


今日は、数日程度の停電が起きても大丈夫な停電対策で、私が備えている方法をご紹介したいと思います。

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インバータがあれば100Vの電気製品が使える

それは、車のバッテリーにインバーターをつないで家電に100Vの電気を供給する方法です。

車のバッテリーはDC12Vですが、これにインバータを繋げばAC100Vの電気を取り出すことができ、家電を稼働させることができます。
ただし、バッテリーの電気容量は限られているので、残量が少なくなればエンジンをかけて発電する必要があります。

私の愛車のプリウスの場合、バッテリー(補機)の電気残量が少なくなれば自動的にエンジンがかかってバッテリーに充電してくれます。
そうしながらAC100Vの電気を供給し続けることが可能で、ガソリンが満タンなら1,500Wを最長で4日間くらいはAC100Vの供給を続けられます。
節電すればもっと長期間、例えば1週間とか10日間くらいでも使えそうです。
ただし、バッテリー残量が少なくなっても自動でエンジンがかからない車の場合は、バッテリー上がりを防ぐためにエンジンをかけっ放しにするしかないのでガソリンが長期間は持たないかもしれません。

このように、車のバッテリーにインバータを繋げばAC100Vの電気を供給できるのです。

最近はインバーターが標準装備の車もあり

最近はアウトドアでの利用目的や災害時の停電対策などを考えて、オプションや標準で家庭用の100V電源を取り出せる乗用車が増えてきています。
電気自動車やハイブリッド車などでは1,500Wの、普通エンジン車では100W程度のAC100Vコンセントが、標準で設定されているものがあるようです。

100V電源コンセントを備えていない車であっても、DC/ACインバータを1つ持っていると、いざという時に100V電源として使うことが可能です。

家電はAC100Vで稼働しますが、車の電源はDC12VなのでこれをAC100Vに変換する装置が必要であり、これがDC/ACインバータ(単にインバータともいう)というものです。
災害時の長期停電やアウトドアなどで家電製品を動かしたい時などに重宝するインバータ。

実は私も、災害時の停電対策用として1,200Wのインバータを1つ保有しており、いつでも必要な時には電源線を繋げば使えるように備えています。(下の写真はプリウスにインバータを接続したもの)



以下に、ハイブリッド車又は一般的な乗用車からAC100Vを取り出して家電製品を稼働させることが出来るインバータの選定方法と配線の仕方について纏めてみました。

私はこのインバータを購入して実際に車につないで家電を動かし、家電が問題無く稼働することを確認し、以下の記事に投稿しています。
車のバッテリーにインバータを接続して100Vに変換・電化製品を使ってみた

インバーターの種類と選定方法

インバーターにはいろんな種類があり、出力波形の違いや出力の大きさ、どのメーカーの物を選べば良いのか、初めての方には難しいかと思います。
その中でインバーターを選定するには、(1)出力の波形(2)欲しい最低の出力(3)車の発電能力、および(4)予算、この4つを考えて選定すればよいのです。
本記事では長くなりますので、種類と選定方法は以下の別記事に移動しました
ので、そちらをお読みください。
車用のインバーター、種類と選定方法など

インバータの選定に関して多少重複する部分もありますが、私が先に投稿した記事「停電対策】インバータを使って車からAC100Vを供給する方法」にも詳しく述べていますので一度読んでみてください。
国産のインバータメーカーへのリンクなども貼っています。

実際の配線、注意事項など

100W程度の小さいインバータの場合は、シガーライターのプラグから電源を取っても問題ありません。
シガープラグからインバータに配線する場合は、国産車の場合は10A(または15)のヒューズが車側に付いているので120(または180W)までしか使えません。
それ以上の大きさのインバータの場合には、適切な太さの電源ケーブルでバッテリーに直接配線(マイナスは車体に接地)します。
そしてインバータの最大容量に適合したヒューズを設けた方が良いです。
1,200W
くらいのインバータになると電流値が最大で100Aにもなるので、22sq以上の太い電源ケーブルと、100Aのヒューズを付けることになります。
バッテリー電圧は12Vなので、1200Wなら電流値は100Aとなります。ワット数(W)=電圧×電流値
細いケーブルだと発熱して危険です。
あと、エンジンを停止した状態でインバータを使用するとバッテリー上がりの原因になるので注意が必要です。

私が実際に、車にインバータを配線して家電を動かしてみたという、下記の記事もご参考に。
車のバッテリーを100Vに変換して電化製品を使ってみた

あまり電気の知識が無い人が適当にやると火災事故につながる可能性があるので、専門の業者かそれなりの知識のある人に相談してやった方が良いと思います。
以上に記載した内容に関して一切の責任は負いません。
もし、自分でやられる場合には十分な知識を持った上で、自己責任でお願いします。

最後までお読みいただき有難うございました。

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