セルフ給油時の静電気火災に注意!!

2019年6月23日

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冬場は静電気が発生しやすい

11月に入り急に寒くなり、暖かさが恋しい季節になってきました。
暖房器具としてファンヒーターなどを使っている方は灯油を補給したりしますが、灯油は消防法でいう「危険物」に該当します。
また、車を運転している方はスタンドでガソリンを入れていると思いますが、ガソリンは非常に引火性の強い「危険物」です。
灯油は引火点が40℃くらいですが、ガソリンのそれはマイナス40℃以下でも空気(酸素)と火種があれば簡単に引火して火災が発生します。
特に冬場は空気が乾燥して静電気が発生しやすく、また冬場は寒いので暖かい化学繊維の服を着ることが多く、体を動かすことで摩擦により人体に静電気が帯電し、これが放電する時に火花が発生しガソリンに引火するようです。

最近ではガソリンの給油をセルフスタンドで行う人が多いかと思いますが、
給油時にはガソリンタンクのキャップを開ける前に必ず人体に帯電した静電気を逃がす手順を必ず行い、火災事故に遭わないようにしましょう。 
 
ユーチューブでも給油中の火災事故の動画が紹介されていますのでご参考に。
➡ ユーチューブ動画へ
これらの動画を見たらガソリンの怖さがよくわかると思います。

灯油は引火性がガソリンほど強くはありませんが、タンクに給油する時、タンクが漏れた場合にファンヒーターやストーブなど火の付いているものに灯油がかかると火災になります。
またこれらのすぐ近くで洗濯物などを乾かしたり、書類などの紙が風で飛んできたりするとこれらが燃えて火災になりますので注意しましょう。

危険物安全標語の募集

全国危険物安全協会が危険物取扱いの安全を呼びかける標語を募集しています。

危険物安全協会が、危険物取扱い等の安全を呼びかける標語を募集し、最優秀作1点(消防庁長官賞と副賞20万円)、優秀作1点(全国危険物安全協会理事長賞と副賞10万円)及び優良作10点(記念品)を選考し、最優秀作はその年の危険物安全週間推進標語として採用し、ポスター他、各種広報活動に使用されるそうです。

危険物取扱者などの有資格者でなくても、日常生活でガソリンや灯油を使っている皆さんも参加してはどうでしょうか?
この機会に危険物の危険性やその安全対策などを考えて標語にしてはどうでしょうか?
下記のホームページでは過去の優秀作品が公開されておりますので、勉強にもなり、もし賞も頂ければ最高ですね。

ご参考までに、締め切りはH28.12.12です。
 
➡ 危険物安全標語の募集要項などはこちらへ

平成28年度 秋季全国火災予防運動は11/9~11/15

最後に、平成28年度 秋季全国火災予防運動(秋の火災予防週間)は、11月9日から15日までの7日間、全国で展開されます。
平成28年度 全国統一防火標語は、
『消しましょう その火その時 その場所で』。

平成27年に全国で1日平均で約107件の火災が発生し、約4.2人が死亡しているそうです。(※データーの出典:消防庁)

 

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