【簡単】DIYで襖の張り替え、最初は手間取ったが4日で8枚

2020年10月19日

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こんにちは、DIYのたか爺です。

今日は我が家の襖の張り替えを自分で行い、うまく出来たので備忘録として記事にしました。

我が家の和室の襖(ふすま)にカビが付着してこれが目立つようになってきたので襖紙を張り替えることにしました。

カビが生えた襖(ぱっと見ではわかり難い)
たくさんのカビが付着した襖下部

襖の張り替えを業者に依頼すれば、襖紙の種類にもよりますが、安い襖紙でも4,400円/枚~高級なものでは7,480円/枚と非常に高いものです

近所のホームセンターのチラシより

今回張り替えを予定していた襖は普通サイズ×6枚と仏間の2枚はその半分のサイズなので、安い物でも合計33,000円程になり、高級な襖紙だと55,000円程になる。

Amazonなどを覗くといろんな襖紙が安く売っていました。近所のホームセンターでも同じようなものがありましたが、あまり高級なものは置いてなかったように思います。
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自分で張り替えた場合は、選ぶ襖紙にもよるが半額以下で出来そうです。
私は年金暮らしなので時間はたっぷりあるものの経済的にはあまり余裕がない状況です。
出来ることは何でも自分でやるようにしており、安く上げたいから当然 襖紙の張り替えも自分でやることにした訳です。

まずは襖の張り替え方法を調査

障子の張り替えは何度かやったことがありますが、襖の張替えは初めてなので、襖紙の張り替え方法についてネットで調査したら、いろいろなやり方があることが分かりました。

張り替えのやり方として、①木枠を外してやる方法と木枠を外さずにやる方法があり、また襖紙の張り方として、②古い襖紙を剥して新しい襖紙を張る方法と古い襖紙の上から貼り付ける方法や、更には③アイロン貼りする方法と水のリで貼る方法などがありました。
また、襖に紙を貼る方法として、④全面にのりを付ける貼り方のベタ貼りと、紙の中央には糊を付けずに周囲にだけ糊を付けて貼る方法の袋貼りがあります袋貼りにすると、紙と紙の間に空気が溜まり襖の防音性能や断熱性能が確保されるそうです。

我が家の古い襖紙にはカビが生えているので、古い襖紙をすべて剥して新しい襖紙をのりで張る方法を選択しました。
そして失敗して分かったこととして、茶チリ紙の上からアイロン貼りの襖紙を貼ったりもしましたが、アイロン貼りの方法は古い襖紙の上から貼る場合にしか使えないようです。

したがって今回の作業工程は、木枠と取っ手を外して古い襖紙などを綺麗にはがし、襖本体に茶チリ紙(※1)を、その上に襖紙をのりで袋貼りするという作業になりました。
(※1)茶チリ紙とは、下地の凹凸や組子(骨組)の跡がふすま紙の表面に現れるのを防ぐために貼るもので、下貼り紙ともいう。茶チリ紙は周囲にのみのりをつけて使用します。全体にのり付けすると本来の効果が得られません。

嬉しいことに、岐阜県のリフォーム会社「やわらぎ」様がpart①~⑧に分けて、詳しい説明を交えながらの襖紙の張り替え動画(下記URL)を公開してくれていたのでそれを参考にさせて戴きました。
襖(ふすま)の張り替え方コツpart1−岐阜やわらぎより – YouTube動画

必要な道具は以下の写真のように、ハサミ、カッターナイフ、マイナスドライバー、金槌、ラジオペンチ、定規、のり刷毛などです。

あと、腰痛持ちでも作業がし易いように、ダイニングテーブルにシーツを敷いて作業台としました。

木枠の解体、古い襖紙などの剥しなど

最初は木枠の解体から始めます。
襖は、本体の上下左右に4つの木枠が取り付けてあり、組み立てる時のためにこれに印などを付けてから外します。
上下の枠は細いマイナスドライバーなどを襖との隙間に入れて木づちなどで外側に軽く叩いて外します。
左右の枠は、通常折れ合いくぎなどで止まっているので、上から下またはその逆方向に木づちなどで叩くと外れます。

木枠の外し方
木枠を外している途中(左の木枠はまだ外していない状態)

木枠を全部外したら、次に取っ手を外します。
取っ手と襖紙の間に細いマイナスドライバーなどを差し込んで少しこじると釘が緩んで釘の頭が少し出て来るのでこれをラジペンなどで引っ張って抜きます。

取っ手を外したら、次はカッターナイフなどを使って古い襖紙を破って剥します。
この時、下地紙(茶チリ紙)も一緒に破れてしまうのでこれも剥してしまいます。
襖本体の側面ののり代の部分も出来るだけ綺麗に剥します。

これで襖本体だけになりました。

まずは茶チリ紙(下貼り紙)を張る

茶チリ紙は、ホームセンターなどでは47cm×63cmの小さいサイズのものしか売っていません。
最初はこれを襖1枚につき6枚、襖本体の側面(外側)と茶チリ紙のつなぎ目にノリを塗って貼っていきました。
この時、襖本体の表面にはのりを付けないよう注意します。

私は途中で、襖紙専門店で63cm×95cmの茶チリ紙を見つけ、これなら襖1枚につき3枚ですみ作業がし易いのでこれを購入して張りました。張り終わった時点では若干たるんでいました。

6枚の茶チリ紙を貼ったところ、少し波打っている

茶チリ紙を貼ったらのりをよく乾かしてから表面の全面にスプレーで霧状の水を掛けます。

霧状の水を全面に掛けた状態、ブヨブヨになった

霧状の水を掛けると紙はブヨブヨになりますがこれを2時間くらいかけてよく乾かします。

扇風機で乾かしているところ

乾燥すると不思議なことに、茶チリ紙がピンと張った状態になりました。

乾くと茶チリ紙がピンと張りました

押入れ襖の内側を張る

今回、張り替える襖のうちの2枚は押入れの襖なので内側も張り替えました。
ホームセンターで内側専用の襖紙が2枚入りが990円で売っていたのでそれを買ってきました。
この襖紙の張り方は、襖紙の裏に水を吸わせるとくっつくというものなので刷毛で水をたっぷりと塗り付け5分ほど放置しました。(説明書に書いてあった)

裏面に水をたっぷりと塗ったところ

これを裏返して襖本体に、周囲ののり代の寸法を確認しながら被せ、押さえ刷毛などで中心部から外側に軽く空気を押し出し、周囲ののり代を折り曲げて襖本体の側面に貼り付けます。

この時点では多少のしわなどがあっても乾燥させるとピンと伸びるので気にしない。

しっかりと乾燥させる。2時間位。

扇風機で乾燥中

乾燥するとしわなども無く綺麗に仕上がった。

仕上がった内側

これで内側の襖紙の張り替えは完了です。
次は表側の張り替え作業になります。

表の襖紙の張り方

次は表の襖紙ですが、ホームセンターなどでは気に入った柄が無かったので、襖紙専門店を探して買いに行きました。
見本を見て、我が家の財務省の希望で「織物無地」を選びました。

襖紙のカタログより

この襖紙はノリを使って張るタイプでした。
先ほどの「やわらぎ」様(本職)の動画を参考にすると、裏面に一旦水を吸わせてから貼り付けると、乾燥した時にピンと張って綺麗に仕上がるとのことでした。

先に茶チリ紙を貼った襖本体8枚に、順に襖紙を張っていきます。
まずは、作業台の上に襖紙を裏向けて置き、この上に襖本体を載せ、周囲(上下左右)にのり代13mmくらいを取って線を引き、線に沿ってハサミで裁断します。

ハサミで襖紙を裁断中

裁断したら、襖紙の裏面に刷毛などで水を塗っていきます。この時最初は水をはじいて中々馴染んでくれませんが、何回も擦っていると馴染んできます。塗るのに5分くらいかかった。

刷毛で水を塗っているところ

水を塗った襖紙は一旦他の場所に移し、作業台の上に襖本体を置き、周りの側面に刷毛でのりを塗っていきます。
裏面に水を塗った襖紙を裏返して、上下左右ののり代を確認しながら襖本体の表面に重ねます。
押さえ刷毛などで中心部から外側に軽く空気を押し出しながら、上下左右ののり代部分を貼り付けていきます。
この時に多少の弛みがあっても乾燥させたらピンと張るので、貼り付けが終わったら5時間くらい乾燥させます。

張り替え完了

乾燥が終わったら、元通りに木枠と取っ手を取り付けて完成です。

 

普通サイズの襖6枚と仏間の扉2枚の張り替えが終わった和室。

8枚全て張り替え完了

かかった費用

今回の襖紙の張り替えにかかった費用を計算してみた。
茶チリ紙 50円×3枚×7枚×1.1=1,155円
襖紙   1,800円×7枚×1.1=13,860円
内側用の襖紙         2枚で990円

のリ       98円(税込み)×1=98円
のり刷毛     128円(税込み)×2=256円
合計1,155+13,860+990+98+256=16,359円

これとは別に、この記事では記述しなかったが最初に失敗したアイロン貼りの襖紙が2,000円程かかっています。

安い襖紙を張ってもらった場合でも33,000円ほどかかるということから、半額以下で仕上げることが出来ました。
ただ、この張り替え作業には家内と2人がかりで4日程かかっており、襖紙の張り替えは初めてなのでいろいろ議論しながらの作業で、意見の合わないところもあり大変でした。
YouTube動画では本職の方が1人で作業されてすが、周囲ののり代を確認しながらの貼り付け作業などは素人の場合1人ではちょっと難しいと思います。

自分でやってみようという方ありましたら、一度挑戦してみては如何でしょうか?
私のこの備忘録が少しでも参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき有難うございました。