梅酒を飲んで健康で長寿、梅酒の効能と梅酒の作り方

2022年9月25日

こんにちは、たか爺です。

私は胃があまり丈夫でないのでお酒はそれ程飲めません。
胃が弱いと言いながら毎日夕食時に缶ビール(350ml)1本または日本酒1合程度を晩酌し、ほろ酔い気分に浸っています。
しかし、缶ビールを2本も飲むとかなりフラフラになり、それ以上飲むと翌朝は胃の調子が悪く、頭痛もしたりします。
そんな私ですが、風呂上り後に時々、健康に良いと言われる梅酒を飲んでいます。
水割りやお湯割り、ソーダ割りで飲んでいますが、さっぱりと甘くて飲みやすいです。

まろやかで飲みやすい梅酒ならお酒が苦手の方でも美味しく飲めるのではないでしょうか?
ただし、未成年者の飲酒は法律で禁止されていますのでご注意ください!

今日は、梅酒が健康に良いという話と梅酒の作り方を綴りました。

皆さんは梅酒に疲労回復や免疫機能の維持など、健康に嬉しい効能があることをご存じでしょうか?

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梅酒とは

梅酒は、毎年6月頃に収穫される青梅をアルコールに漬け込んでつくる果実酒です。
青梅をアルコールに漬けて寝かせることで、梅のエキスが染み出し、さっぱりと甘く、飲みやすいお酒になります。
また、梅酒は寝かせる期間(1~3ヶ月)によって、味わいが大きく変化します。

なお、梅酒をアルコール度数が20度未満のお酒で作ると、発酵により度数が上がるので自家醸造となり、酒税法に違反してしまうそうです。
そのため梅酒に使用するお酒は、必ずアルコール度数が20度以上のものを使います。
一般的に梅酒づくりに使われるホワイトリカーなどは、アルコール度数が25~35度と高いため、梅の水分やエキス分が溶け出してアルコールがうすまっても、梅の果皮に付着した酵母が発酵をはじめることはありません。

また、自家製梅酒は販売も譲渡もしてはいけないそうです。
酒屋さんやスーパーなどには瓶などに入った梅酒が販売されています。

梅酒の効能とは

梅酒をつけ始めて6ヶ月も経過すると梅の実には栄養素がほとんど残っていないそうです。
したがって梅の実の栄養素はほとんどが梅酒の中に溶け込んでいます。
だから梅酒の効能は梅の効能そのものと考えていいでしょう。

梅には、疲労回復を促すクエン酸のほか、ビタミンB2、ビタミンB6、カリウム、ピクリン酸、ポリフェノールなど、さまざまな栄養素が含まれています。
その代表的な効能について見ていきましょう。

❶ 疲労回復

クエン酸は、エネルギー代謝を活発にし、疲れの元となる乳酸を分解させ、体の疲労を回復させてくれます。
スポーツドリンクにもよく配合されています。
また、梅に含まれているビタミンやミネラルにも疲労を回復する効能があります。
夏バテはもちろん、疲れやすい人などにも、梅酒はおすすめです。

❷ カルシウムや鉄の吸収を促す

現代人のカルシウム不足が指摘されていますが、カルシウムは吸収効果が悪く、しかもカルシウム吸収率は年齢とともに低下していくそうです。
梅に含まれているクエン酸などの有機酸にはカルシウムや鉄の吸収を促し、カルシウムが骨から持ち出されるのを防ぐなどの働きがあるといわれています。
梅を食べることで、体内でのカルシウム定着率が徐々に高まっていくことが期待できるのです。

❸ 食欲増進&胃腸の活性化

梅に含まれているクエン酸は唾液の分泌を促して食欲を増進させ、胃液やその他の消化酵素の分泌を高めて消化吸収を助けてくれます。
さらに、梅に微量に含まれているピクリン酸は腸の働きを活発にし、便通の改善も期待できます。

❹ 美肌、老化防止 むくみ解消

梅に含まれているのクエン酸は、新陳代謝を促し体内の老廃物の排出を促進してくれます。
これにより、むくみの解消、美肌や老化防止なども期待できます。
また、梅にはポリフェノールやビタミンEなどの抗酸化成分が豊富に含まれています。 

❺循環器系疾患やストレスの軽減

適度のアルコールを飲むことによって心臓病などの循環器系疾患の発病を抑えられるそうです。
また、アルコールには善玉コレステロール(HDL)を上昇させる作用、血小板の凝集を抑制する作用、さらにはストレスを軽減する作用があると考えられています。(イギリスの医学者マーモット博士などの調査結果)
適当な飲酒量は、個人差はありますが、日本酒なら1日1合から2合と言われています。

梅の効能について詳しく知りたい方は「ひょうたんコム」というサイトをご参照ください。

❻適量飲酒は長寿の源

最後に、長生きの話です。
イギリスの医学者マーモット博士は、飲酒量と全死亡率との関係を10年間にわたって調べ、その結果「全くお酒を飲まない人」や「大量に飲む人」に比べ、「適量の飲酒をする人」は長生きするというものだそうです。

その理由は適度のアルコールを飲むことによって心臓病などの循環器系疾患の発病を抑えられるためだと言われており、虚血性心疾患(心筋梗塞や狭心症)が予防されるのは、アルコールには善玉コレステロール(HDL)を上昇させる作用、血小板の凝集を抑制する作用、さらにはストレスを軽減する作用があるためだと考えられています。
ただし、肝臓を疲れさせないよう、「適量飲酒」で飲み過ぎないようにします。

この話は、梅酒に限定されるものではなく、アルコール全般のことで、「月桂冠」のサイトから用しました。
興味のある方はURLを貼っておきますのでご確認ください。

梅酒の作り方

以下の材料を仕込んで梅酒を作りますが、瓶に材料を仕込んだあとは1~3ヶ月ほど寝かせます。
寝かせて1ヶ月も経つと飲むことはできますが、我慢して3ヶ月ほど寝かせると琥珀色に変化してさらにまろやかな味になります。

用意するもの

・青梅…1㎏
・氷砂糖…1㎏
・ホワイトリカー…1.8リットル
・保存瓶(4リッター瓶)
・竹串など(ヘタ取り用)

梅酒の仕込み

まず、竹串などを使って梅のヘタをきれいに取り除きます。
梅酒を美味しく作るコツはヘタをしっかり取ることです。
水洗いして、キッチンペーパーなどで水気を取ります。

きれいに洗った瓶に、梅と氷砂糖をサンドイッチになるように入れていきます。


更に氷砂糖と梅を交互に、3回くらいに分けて入れていきます。


梅と氷砂糖を入れ終わったら、ホワイトリカーを上から入れます。


ホワイトリカーを入れると蓋を閉めて寝かせます。

これを1ヶ月~3ヶ月ほど寝かせると美味しい梅酒が出来ます。

梅酒が出来た!

3ケ月間寝かせると以下の写真のように「琥珀色」になり、味がかなりまろやかになります。

早速戴きました。
水で5倍くらいに割って戴きましたが、実にまろやかな味でした。
実は1ヶ月ほどの頃に少し飲んでみたのですが、ここまでまろやかさは無かったと思います。

夏は炭酸水で割って飲むのが最高でした。
寒くなったらお湯割りもいいですね。

参考までに

材料の青梅ですが、入手したら早めに仕込みましょう。
すぐに仕込めない時は常温の冷暗所で保存します。
冷蔵庫での保存は避け、加工するまでの間は新聞紙などに包み出来るだけ涼しい所に保管しましょう。

梅酒にはいろいろな健康効果があると書きましたが、健康のために飲み過ぎないように注意しましょう。
アルコール含有量が35%のホワイトリカーを使って仕込んだので、梅のエキスなどで薄まってアルコール分が25%くらいになったとし、これを水などで5倍に薄めた場合、これの200ml(コップ1杯)はアルコール分5%の缶ビール約0.5本くらいに相当します。
だから1日にコップ2杯くらいまでにした方が良いかと思います。
健康のためにはくれぐれも飲み過ぎには注意し、「適量飲酒」で美味しくいただきましょう。
そして、長生きしましょう。
※未成年者の飲酒は法律で禁止されていますのでご注意ください!

最後までお読みいただき有難うございました。

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