癒される小鳥の産卵~子育て動画、自宅の庭でキジ鳩が巣作り
目次
こんにちは、動物を見たり、動物の生態のYouTube動画などを見るのが大好きな”たか爺”です。
私は65歳で定年退職してスローライフを送るようになってから、経済的には非常に厳しいが時間には余裕があるので、時々YouTube動画を見たりして楽しんでいます。
最近は、小鳥たちの巣作りや子育て(給餌)の動画にハマっています。
小鳥やその雛たちの動画は実に可愛くて癒されますよ。
皆さんは小鳥の産卵・子育てがどのようなものか、見たことがありますか?
今日は、つい最近、我が家の庭の木にキジバトが巣作りを始めたのでその話をしたく投稿しました。
そして、私の知っている限りで、小鳥の種類による子育て(給餌)方法の違いなどについて、簡単な説明と代表的な動画を少し紹介したいと思います。
小鳥の子育ては実に癒される
小鳥が巣を作って卵を産み、それを一生懸命に温めて卵が孵化して雛が生まれ、その雛に親鳥が餌を与えて育てるというだけのことなんですが、餌の与え方が鳥の種類によってかなり違い、この風景が可愛かったり凄かったりで面白いのです。
小鳥の子育て動画を見ていると、とても可愛いのでつい時間が経つのを忘れてしまいそうになります。
中には雛が天敵などに襲われるという残酷な動画などもあったりしますが。
いろんな鳥たちの子育て動画を見ているうちに、つばめやシジュウカラのような小さい鳥や、鷹や隼などの猛禽類、サギ類などによって育て方(給餌方法など)が違うことに気が付きました。(その違いは後述します)
自宅の庭木にキジバトが巣作りを
実は4月9日の昼前に、小枝をくわえたキジバトが、自宅の生垣の中に何度も入っていくのを目撃しました。
高さ2mほどの貝塚伊吹の生垣の中ほどに、鳩が小さい枝をくわえて入ってはすぐにまた出ていき、これを数分おきに何度も繰り返していました。
よく見ると鳩は2羽いて、庭木の中に1羽がおり、もう1羽がせっせと小枝を運んでいました。
この貝塚伊吹は30年ほど前に植えたものですが、こんな光景を見たのは初めてでした。
ほぼ1日で巣作りが完成したのか、翌日からは鳩の頻繁な出入りは無くなりました。
そーッと近づいて木の中を覗くと、1羽のキジ鳩が作った巣の上に座り込んでこちらを見つめていました。
「あまり見ないで!」と訴えているようにも見えました。
卵を産む準備をしているのでしょうか。
以前にもYouTubeで鳩の子育て動画を見たことがあり、大変可愛いかったので、それを我が家で直接見ることが出来ると楽しみにしていました。
2日ほどして巣を覗いて見ると、座っている親鳩の体の下部に白っぽい卵らしいものがかすかに確認出来ました。
既に産卵していて、その卵を温めているようでした。
この巣を何度か覗いているうちに、親鳩の顔が「鉄人28号」の顔に似ているなあ、と感じたのは私だけでしょうか?(昭和生まれの古い人間ですから)
ネットで鳩の子育てについて調べたら、鳩は半日~1日ほどで巣を作り、その後1~3日で2個ほどの卵を産み、その後2週間ほどは雄雌が交代で抱卵すると孵化して雛が生まれ、さらに2~3週間程給餌して雛が巣立ちするそうです。
巣作りから雛の巣立ちまでの約1か月間を観察できると楽しみにしていました。
しかし・・・!!!
キジバトの悲劇
ところが、抱卵を始めて2日目の昼前に悲劇が起きました。
その日の朝10時頃に巣を覗いたときには親鳩が抱卵していたのですが、そのあと昼前に巣を見た時には親鳩がおらず巣は空っぽでした。
巣を覗くと中には卵も無く、巣があった木の下を見ると割れた卵の殻が落ちていました。
付近に設置してあった監視カメラのその時刻付近の録画映像を確認すると、白っぽい猫が巣のある方向へ走って行った直後に、「ぎゃー」というような猫(?)の叫び声が録音されていました。
どうも猫が巣に出入りする親鳩を見つけて襲ったのでしょう。
キジ鳩の子育て観察を楽しみにしていたのに大変残念な結果になりました。
考えてみれば、こんなに低い場所に巣を作って子育てをしていたら、遅かれ早かれ猫などに襲われるのは目に見えていた訳で、何か対策をしてやるべきだったのかなあ、と少し後悔しています。
ただ、野生の鳩の糞害で困っている方もいると聞いていることもあるし、野生の鳩の繁殖の手助けをするのもどうかとも思ったので何もしなかった訳ですが。
小鳥の雛への給餌方法の違いについて
私がYouTubeで鳥の子育て動画を見ていて、少なくとも4種類の給餌方法があることに気付きました。
その4つとは以下のようなものです。
①自分の体内でつくられたピジョンミルクを口移しで雛に与える。(鳩やフラミンゴなど)
②虫などを採取してくわえて巣に戻り、雛のクチバシに突っ込んで与える。(スズメや燕、シジュウカラなど多くの小鳥)
③小動物を捕獲して巣に持ち帰り、そのエサの一部を千切っては雛に与える。(鷹などの猛禽類)
④親鳥が小魚や小動物などを捕食して巣に帰ってきて、食べた小魚などを吐き戻し、雛がそれを飲みこむ。(サギなど)
詳しくは以下の説明と動画をご覧ください。
その他にも特殊な方法で給餌をする小鳥などもあるようです。
①鳩などの子育て
通常の小鳥のヒナは虫や小動物などを餌としているようですが、鳩はちょっと違います。
鳩の場合は、卵を産んで抱卵している間に親鳥(雄雌ともに)の体内に「ピジョンミルク」と呼ばれる鳩特有の物質を体に蓄え始めます。
卵が孵化して雛が生まれると、親鳥は交代で、自分の体内でつくられたピジョンミルクを口移しで吐き出して雛に与えます。
私はこのことを初めて知り、大変びっくりしました。
親鳥の嘴の中に雛の嘴を入れてピジョンミルクを与えている動画を3つ用意しました。
これは鳩やフラミンゴに特有なものだそうで、給餌の様子は以下の動画をご覧ください。
キジバトの繁殖-営巣から雛の巣立ちまで
鳩の子育て日記9:卵から巣立ちまで
鳩の子育て動画
②すずめやツバメやヒヨドリ、シジュウカラのような小鳥の給餌方法
親鳥が虫やトンボなどを採ってくわえて巣に戻って来て、大きく開けた雛のクチバシの中に押し込みます。
すると雛はすぐに餌を飲み込み、お尻を上げて糞を出し、それを親鳥がくわえて外へ捨てに行きます。(中には糞を食べてしまう親鳥もいます)
以下のYouTube動画をご覧ください。(非常に可愛いですよ)
シジュウカラの密すぎる巣作り子育て巣立ちまで79日間全記録
2020年我が家にメジロがやって来た(成長編)前編
鳥の赤ちゃん孵化から巣立ちまでの29日間の観察 (アメリカンロビン)
③鷲や鷹や隼などの猛禽類の給餌方法
猛禽類は肉食なので、親鳥が餌である魚やネズミ、鳥などの動物を捕獲して巣に持ち帰ってきます。
親鳥は爪でそのエサを押さえながら鋭いクチバシでエサの一部を引きちぎって雛に与えます。
以下のYouTube動画をご覧ください。(ちょっとグロイので閲覧注意です)
『隼・幼鳥・卵』Falcon’s parenting love(ハヤブサ)
Peregrine Falcon Nesting 4k HQ(ハヤブサ)
Águila calva, Liberty&Guardian y sus preciosos trillizos(鷲)
④サギ類などの給餌方法
サギは主に魚やカエルなどをエサとしており、捕獲して丸呑みします。
親鳥はエサ取りに出かけては小魚などを食べて(丸呑み)巣に帰ってきます。
巣では雛たちが待ち構えていて、親鳥が来るとグァッー鳴きながら、親鳥のくちばしを突いてエサを催促します。
親鳥がクチバシから食べてきた小魚などを吐き戻し、これを雛たちが取り合いしながら食べます。
雛がある程度大きくなってくるとエサの催促が激しくなり、給餌時は大騒ぎです。
以下のYouTube動画をご覧ください。(食事前や食事中には見ない方が良いです)
Mother egret feeding her babies II 母鷺鷥反芻小鷺 2013(シラサギ)
Grey Heron Feeding アオサギの給餌
以上は、あくまでも私が今までに見た動画から感じた給餌方法の違いですので、もし間違っていたらごめんなさいね。
最後に
自然界に生きている動物たちは、食うか食われるかで必死に生きていると思いますが、人間の目から見ると無邪気に見えて可愛いです。
私は小鳥が餌を食べるところが見たくて、つい最近ですが庭に小さな餌場を作って観察しています。
まだ全然食べに来てくれませんが、いつかはたくさんの小鳥がきてくれるだろうと楽しみにしています。
動物たちを見ているだけでも癒されますが、その子育てとなるともっと癒されますよ。
大きな動物よりも、特に小さい鳥の子育ては可愛くて癒されます。
皆さんもよかったら、YouTubeなどで他の子育て動画なども見てお楽しみくださいね。
最後までお読みいただき有難うございました。
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