本物の宇宙船を見学、UFOの町の宇宙科学博物館コスモアイル羽咋

2022年6月9日

こんにちは、石川県在住のたか爺です。

先日、UFO伝説のある石川県羽咋市の、NASA特別協力の宇宙科学博物館「コスモアイル羽咋」に行ってきました。
宇宙開発のために実際に製作された宇宙船や衛星、本物の隕石などが多数展示されていました。
今日は、「コスモアイル羽咋」について私の見た範囲でご紹介をしたいと思います。

羽咋市には「そうはちぼん伝説」という言い伝えがあるそうです。
そうはちぼんとはシンバルのような形をした仏具のことで、形がUFOに酷似している事からUFOのことではないかと言われ羽咋市は「UFOの町」と言われるようになったと言われています。
今回紹介する宇宙科学博物館は、羽咋市の元公務員の高野さんが予算ゼロから「UFOで町おこし」を始めて、ド田舎に宇宙科学博物館「コスモアイル羽咋」を作り、そこへ本物の宇宙船とロケットをNASAと旧ソ連から持ってきた、という素晴らしい経緯があるそうです。
この辺の話に興味のある方は以下のサイトを読んで戴きたい。
52億円かけて宇宙博物館をド田舎に建てた「元・公務員」の目つきを見て】

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コスモアイル羽咋とは

次の写真は「宇宙科学博物館・コスモアイル羽咋」の外観ですが、パッと見るとまるで円盤みたいですね。
円盤のような形の建物の屋外には本物のロケットが展示されています。

写真は「ほっと石川旅ねっと」から引用

次の写真は建物の屋外に展示されている、本物の「マーキュリー・レッドストーン・ロケット」です。 
アメリカのNASAから入手したもので、胴体部分にはマグネシウム合金が使われています。

建屋内の宇宙科学展示室にはアメリカや旧ソ連の宇宙船などがたくさん展示されていました。
展示室内は宇宙空間を想わせる設定なのか、少し薄暗く、神秘的な感じになっていました。
また、新型コロナの影響か、当日の見学者は非常に少なかったが、入り口での検温や手指消毒なども徹底されていました。

アメリカの宇宙船

次の写真は「アポロ司令船」です。
宇宙飛行士3名が載れる構造で、実際に使われたものと同一の部品等で組み上げたものだそうです

次の写真は、アメリカの「アポロ月面着陸船」です。
アポロ17号をモデルに組み上げられた、全長約8mの実物大模型で、表面の赤、金、銀のシートは本物と同じ素材を使用。


次の写真はアメリカのバイキング火星探査機。

旧ソ連の宇宙船

次は、実際に宇宙から帰還した旧ソ連の「ヴォストーク宇宙船」。
実際に飛行し宇宙から帰還した本物の機体で、大気圏への再突入の際の熱によって焼け焦げた跡が残っています。着陸時の衝撃から逃れるために高度6000m上空で宇宙飛行士が飛び出してパラシュートで地上に帰還したそうです。


次の写真は、旧ソ連の「ルナ24号月面着陸船」。
ルナ計画では24機の探査機が月に打ち上げられ、これは実物のバックアップ機であり、完全な形で地球に残っている最後の1機です。


その他にもたくさんの宇宙船や隕石なども展示されていました。

UFO情報なども

そして、地球外生命探査(SETIと呼ぶ)のコーナーでは、活動に関わる科学者の調査結果や活動内容が紹介されていました。

また、UFOのコーナーでは、UFOの目撃情報や探査に関わる科学者の研究成果などが紹介されていました。
ちょっと気持ち悪かったですが、1947年にアメリカで撮られた映像をもとにした宇宙人の模型もありました。

UFO(未確認飛行物体)についてですが、私は地球以外に生命体が存在する可能性は十分にあると思っています。
寧ろ無数の星がある中で地球にしか生命体がいないと考えるのはおかしいのではないでしょうか。
この宇宙科学博物館に展示してあった宇宙人の模型は、アメリカのロズウェルに宇宙船が墜落した時の宇宙人の映像をもとにしたものとのことですが、地球人によく似ていますが手の指が6本ありました。
月や火星にはいないかもしれませんが、地球外生命体がきっと宇宙のどこかにいるのではないだろうかと、私は思います。
そしてその文明が発達していれば移動手段としてUFOに載って地球にやってくることも可能ではないだろうかと。

皆さんはどう思いますか?

コスモシアター

3階にはプラネタリウムのドーム型スクリーン「コスモシアター」があり、宇宙開発や科学技術などをテーマにした映像(約25分)を臨場感たっぷりに楽しめました。

密集を避けるため、1回の上映につき定員を40名様に制限されていましたが、この日は平日のせいか6名ほどしかいませんでした。
やはり新型コロナウイルス感染を恐れてあまり出歩かないようにしている影響でしょうか。

宇宙開発の歴史と今後、UFOなど

アメリカと旧ソ連が冷戦状態にあったときは異常な速度で宇宙開発がなされました。
1969年にアポロ11号は人類を乗せて月への着陸を果たした。その後は、アメリカでは戦争への出費などのため、NASAの予算は大きく削減された。その頃は米ソ間は緊張緩和が進んでおり、宇宙開発は金がかかることもあり宇宙船のドッキング計画が両国の共同で行われた。ドッキング機構は両国で共に開発を行う必要もあり、これは宇宙開発競争の終わりをもたらし、現在の国際宇宙ステーションへとつながっている。
アメリカは月到達以降も常に宇宙開発の先端を歩み続けている。開発費用の減額があったものの、現在でも欧州宇宙機関の3倍に上る資金が投入されており、様々な衛星や探査機が順次打ち上げられている。惑星探査では火星にさらに観測衛星や探査車を送り込んでいます。
中国も宇宙開発を進めており、2003年に世界で3番目に、単独で有人宇宙飛行を成功し、さらに月探査や火星探査計画もあるそうです。
宇宙開発の主体は、これまで米ロ2大国にヨーロッパや日本が続いておりましたが、現在は中国、さらにはインドが存在感を増しています

最後に

その他、1階には宇宙グッズの売店があり、宇宙に関連した商品が揃っていました。

今ではどこに行っても当然のことになっていますが、この宇宙科学博物館でも新型コロナウイルス感染対策として、入り口に係員がいて、検温や手指消毒などが徹底されていました。

この宇宙科学博物館で色々な展示物を見て、私は地球外生命体やUFOの存在を今まで以上に感じました。
そして、未知の宇宙にロマンを感じながら現実の世界にある自宅に帰ってきたのでした。

最後に、館内の写真撮影の許可やブログ記事を掲載することについて快諾頂いたコスモアイル羽咋のスタッフの方に感謝申し上げます。有難うございました。

尚、宇宙科学博物館・コスモアイル羽咋の入場料、開館時間、休館日、アクセス方法 などは下記URLをご参照ください。
宇宙科学博物館・コスモアイル羽咋 http://www.hakui.ne.jp/ufo/index.html

コスモアイル羽咋の紹介記事を見たい方は下記URLもご参考に!
宇宙科学博物館コスモアイル羽咋|石川の観光スポットを探す|ほっと石川旅ねっと

最後までお読みいただき有難うございました。

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