DIYでキッチンのジャロジー窓の寒さ対策(断熱対策)
こんにちは、” 出来ることは何でもDIY!" がモットーのたか爺です。
皆さんはジャロジー窓というものをご存知ですか?
1990年代後半まで、換気性が求められる浴室やトイレや台所等の窓に採用されていた窓ですが、その後は断熱性が非常に悪く防犯性も低いということが分かり、最近はほとんど使われていません。
実は、我が家にはそのジャロジー窓が4ヶ所もあり、そのうちのキッチンのジャロジー窓にプラダンを使って寒さ対策を施しました。
今日は、そのやり方を、写真と図解で説明した記事を投稿しました。
もし、ジャロジー窓の寒さ対策で困っている人の参考になれば幸いです。
※プラダンとは、プラスチックダンボールの略称で、ポリプロピレン樹脂製の中空構造の板です。プラスチックならではの耐久性・耐水性・断熱性・耐薬性を持っている。
他の3か所のジャロジー窓についても別の方法で断熱対策を実施しており、その時に投稿した記事はこの記事の最後に貼り付けてありますので良かったらお読みください。
省エネ対策でジャロジー窓の断熱を
ジャロジー窓とは、次の写真のように、何枚もの細長いガラス板をブラインドのように並べ、窓の脇に付いているハンドルを回してガラス板を開閉する窓のことです。
このように、ジャロジー窓は何枚ものガラスをブラインド状に組み合わせているのでどうしても隙間ができ、冬や夏には冷気や熱風がすき間風として吹き込んだりして暖冷房の効率がかなり落ちます。
我が家を建ててから30年程経っておりますが、ジャロジー窓の寒さ対策はハンドルがある為に難しいので断念していました。
実は最近、脱衣所や浴室の寒さ対策はヒートショック予防の為にその必要性を痛感し、簡易的な内窓を作って対策しています。
近年騒がれている地球温暖化防止のために省エネすることを考えると、少しでも冷暖房時のエネルギーロスを少なくするべきだと思い、とうとうキッチンのジャロジー窓にも断熱対策をすることにした訳です。
キッチンのジャロジー窓の断熱方法
以下の写真がキッチンのジャロジー窓です。
内側に網戸が付いているしハンドルもありますが、そのまま窓枠の上に断熱材を当てて塞いでしまおうと考えました。
断熱対策のやり方として、窓枠と同じサイズの木枠を作り、この木枠にプラダンを貼り付けて内窓ボードとし、次の図のようにこれを窓の木枠に重ねるように、窓の木枠の上に引掛けるという方法をとりました。
内窓ボードの作り方
まずは、次の材料を買ってきました。
プラダン900×600mm(4mm)@398円 2枚
白木材 15×12×1820mm @242円 2本
白木材 12×30×600mm @83円 2本
ステン金折(L金具) 35mm @51円 4個
タッピング皿ネジ 3×20(90本入り) 220円
次に、窓枠の外寸サイズ(縦×横)を測り、外寸が同じ寸法になるように木枠を作ります。
白木材を寸法通りにノコギリで切断しました。
接続部分はL金具をねじ止めするので、白木に下穴を開けます。
白木をL金具と皿ネジで固定します。
木枠が出来たら、この木枠を窓枠の上側に引っ掛けて乗せるための白木板を木枠の上に木ネジで固定します。
この時も予め下穴を開けて行います。
買ってきたプラダン(厚さ4mm)を、木枠のサイズに合うようにカッターナイフで切断し、窓枠に貼り付けます。
貼り付け方法ですが、最初はホッチキスでやってみたのですが弱かったので、結局は下穴を開けて木ビスで固定しました。
木枠が見える側が室内側で、以下のような感じです。
これを窓枠の上側に引っ掛けて乗せるのですが、滑り落ちないように「滑り止めマット」を小さく切って木枠側に貼っておきます。
また、木枠の下側は窓枠との間にスポンジを挟み込んで軽く固定しました。
完成した断熱ボード
窓に取り付けるとこんな感じになりました。
これでプラダンが窓枠にしっかりと押さえつけられ、すき間風が吹き込むこともありません。
また、窓枠とプラダンに間に空気の層ができることで断熱され寒さ対策になります。
最初は、窓枠に接する部分の、プラダンの全周にすき間テープを貼ろうかと考えていましたが、これでピッタリと窓枠が塞がれたので省略しました。
窓を開けたい時は、ちょっと持ち上げて引っ張れば簡単に外すことが出来ます。
冬が終わったら外して日の当たらないところにしまっておきます。
材料費が1,700円ほどの簡単な断熱対策ですが如何でしょうか?
見栄えはイマイチですが、プラダンで窓枠を押さえつけるという方法でした。
実はつい最近、冬場のヒートショック対策として、DIYでポリカ中空板などを使って脱衣所と浴室のジャロジー窓の寒さ対策をしており、今回のキッチンの場合と方法が違います。
その時に投稿したのが以下の記事で、参考になるか分かりませんが良かったらお読みください。
最後までお読みいただき有難うございました。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません