腐食したワイパーアームの補修【DIY】

2022年9月11日

こんにちは、車好きのたか爺です。

新車でも何年も乗っていると、車のあちこちが腐食などで傷んできますよね。
消耗品なら交換すればいいわけですが、交換できない部分は補修する必要があります。

今日は、腐食して傷んだワイパーアームを自分で補修したという記事を投稿しました。

車のワイパー関連でいうと、ワイパーブレード替えゴムは消耗品としてネット通販やカーショップ、ディーラーなどで販売されています。
それらを購入して自分で換えることも可能ですし依頼すれば交換してくれます。

しかし、ワイパーアーム(写真の黄色矢印部分)は店頭に置いてあるのを見たことがありません。

補修済みワイパーアーム(黒塗り部分)

厳密に言うと、あまり需要が無いためか普段は在庫していないようで、ディーラーで注文すると取り寄せて交換してくれるそうです。
ワイパーアームの値段は当然車種によって違いますが、部品代は1個2,000円~4,000円くらいで、交換してもらうとなると工賃1,000円程度取られるそうです。

※当サイトは、広告主によるアフィリエイトプログラムに参加していますが、記事内容には公平さを心がけています。

愛車のワイパーアームを自分で補修

腐食してボロボロになったワイパーアーム

私のカローラフィルダーは購入後7年あまりが経過しており、毎日青空駐車をしているのでやはりワイパーアームの付け根付近が腐食していて、写真のように白くなり塗装も剥げておりました。
非常に見栄えが悪く、愛車がボロっちく見えます。

新品に交換すると綺麗にはなりますが、お金が掛かるので自分で補修することにしました。

ワイパーアームの取り外し

まず、補修するためにアームの付け根にあるメクラ蓋を外し、その下にあるナットをラチェットやプライヤーなどで緩めてワイパーアームの付け根を引っ張ると外れます。


ワイパーアームを外すとこんな感じになります。

錆取り&塗装

アームの腐食部分をサンドペーパーで削って、古い塗膜や錆を落とします。
最初は、#120番くらいの少し粗目のペーパーでも良いが、最終的には#400くらいの細かいもので仕上げます。

次に、塗料がかかってはいけない部分をマスキングして、黒のスプレー缶で塗装します。
本当は塗装の前に脱脂剤をスプレーすべきですが、ビニール手袋をして油分が付着しないように作業していたので今回は省きました。

鉄部用のカラースプレーは黒色であれば何でも良いと思っていたのですが、結果から言うと「艶消しの黒」の方が良かったかなと思います。

1度吹き付けたら1時間以上乾燥させ、更にもう一度スプレーを吹き付けます。(薄めで2度塗り)

よく乾燥させたら元通りに車に取り付けます。

これで完成ですが、出来栄えをみると分かるように、補修した部分は真っ黒ですがそれ以外の部分は少し薄めの黒という感じになっています。

最後に

今回は腐食した部分だけを塗装しましたが、見た目に塗った部分とそうでない部分の差が出てしまうのでアーム全体を塗装した方が良かったかも。

とりあえずこれで数年くらいは持つでしょうか。

2021.12月追記
新車登録後12年目のホンダゼストのワイパーアームもやはり腐食してきたので同じように補修し、今度はアーム全体を塗装して綺麗になりました。

腐食部分をペーパーで磨いてカラースプレーを吹き付けるだけという簡単で安上りな補修なので皆さんも自分でやってみませんか?

最後までお読みいただき有難うございました。

Visited 395 times, 19 visit(s) today