auのローミングをやめた楽天回線の通信速度、屋内では使えない

2022年5月16日

こんにちは、楽天モバイルのユーザー、たか爺です。

今日は、10月30日現在の楽天回線は、我が家の屋外では何とか使えるのではある一方、屋内では通信速度が遅すぎて殆んど使えないのでその原因を調べてみた、という話をしたいと思います。最後の方で、屋内での通信環境の改善方法も紹介したいと思います。

私は2020年8月に楽天モバイルに新規で契約し、つい最近まではパートナー回線(au回線)で使ってきました。高速のデータ通信は月に5GBまでしか使えず、5GBを超えると通信速度が約1Mbpsに制限されましたが、私が先に投稿した記事で書いたように、1Mbps程度の通信速度でも動画再生など多量のデータ送受信以外なら問題無く、普通に使えていました。(動画視聴はちょっと無理があるが)
その記事はこちら➔楽天モバイル、パートナー回線で5GB使い切っても普通に使える!?

しかし、2021年10月初めに、楽天モバイルがパートナー回線(au回線)エリアから楽天回線への切り替えを始めたというニュース記事を見つけました。
以下は10月4日のyahooニュースの切り抜き記事です。

月額0円からの段階制プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」を提供している楽天モバイルは、自社回線(楽天回線)によるサービスエリアの拡大に伴い、今年10月以降のパートナー回線(au回線)エリアから楽天回線への切り替え開始時期を公表した。楽天回線(4G LTE /5G)のサービスエリアマップは10月中旬頃に更新する予定。

早速、自分のスマホのアプリ「my楽天モバイル」で回線種別を確認すると、つい最近まで繋がっていたパートナー回線から既に楽天回線に切り替わっていました。
そしてその場合に心配なのが通信速度です。楽天回線は屋内や地下でつながりやすい周波数帯「プラチナバンド」(下記参照)を持たないからです。
建物の中や地下などの障害壁がある場合、プラチナバンドのような周波数帯でないと非常に繋がりにくいと考えられています。

早速、我が家の内外で通信速度を計測してみました。

プラチナバンドとは(週間デジマガより引用)
プラチナバンドとは、周波数帯が700~900MHzの電波を指す。
現行の4G通信システムは、主要周波数帯の1.5~3.5GHzとプラチナバンドの電波を利用しています。
周波数によって電波の性格は大きく変わってきます。2GHzなどの高い周波数は直進性が高く、大容量データ通信のやりとりに向いています。しかし、直進性が高いということは回り込みが苦手です。周波数の高い電波としては日光などの光をイメージしてみてください。すばやく真っ直ぐ光は届きますが、障害物があると影ができます。影は光が届かない部分です。
周波数が低いと回り込みができます。イメージは音です。音はある範囲内であればまんべんなく届きますし、壁が薄いと隣の部屋の声が聞こえるように、やや透過性もあります。

屋内での通信は遅すぎて使えない

通信速度を計測するアプリ「Speed Test」で実際に測ってみた。
以下のスクショは測定結果一覧表ですが、通信速度というものは使う人が多いと速度が落ちるので、日によっても時間によっても結果は変わることになり、この結果は一例である。 

屋外の速度❷
 自宅から500mほど離れた、周りに何もない田んぼの真ん中での計測結果で、下りも上りも7~13Mbpsもあり、ストレスも無く快適に通信できました。

自宅付近の屋外での速度❶
 自宅のすぐ外の屋外では下りが4~6Mbpsほどで、上りが0.2~0.6という結果でした。あまりストレスも無く通信できる感じでした。

自宅屋内での通信速度
 何度か計測を試みたところ、ほとんどはエラーと出て計測できず、一度だけ何とか計測できたデーターでは、上り下りともに0.1Mbps程度で、ネットを開くことは困難でした。

この測定結果を表にまとめると、

  ダウンロード速度 アップロード速度  
屋外の速度❷ 13.4Mbps 7.31Mbps 快適に通信できる
屋外の速度❶(自宅付近) 6.81~4.49Mbps 0.62~0.26Mbps 何とか通信できる
屋内での速度(自宅) 0.11Mbps 0.18Mbps 殆んど繋がらない

したがって、楽天回線に切り替わったことで屋外なら何とか使えるが、家の中では使い物にならないことが分かった。
(ただし、実際には家の中では常にwifiに繋がっており、何とか使えています)

では、自宅の屋内で楽天モバイルのスマホを使うにはどう対策すれば良いのか? 
Wifiにつなぐ以外の方法はないのだろうか?

2022年2月17日 追記
楽天モバイルの自前の電波は屋内では遅すぎて使えない、という記事をここに書いた訳ですが、2022年2月14日に再度確認したら、改善されたのか動画再生が普通に出来ました。それについては以下の記事を投稿したのでお読みください。
楽天モバイル、屋内での通信が劇的に向上! 2022年2月17日🔗

屋内で楽天回線に繋がる為の方策

楽天では、自宅のインターネット回線に接続して小さな楽天回線エリアを作り出す、屋内専用の小型基地局「Rakuten Casa」を貸出しているそうです。
楽天のホームページの製品仕様によると、幅30cmくらい×高さ20cmくらい、厚さ7cmのアンテナで屋内に設置するもので、以下に製品仕様のスクショを貼っておきます。

接続は簡単で、自宅のインターネット回線につながったルーターのLANポートにRakuten Casaを接続し、本体の電源を入れるだけで利用できるそうです。
※ Rakuten Casaに対応したルーター(ルーター一体型ONU含む)が必要です。

以下に、参考までにスタートガイドのページのスクショを貼っておきました。

Rakuten-Casa本体のレンタル料は、月額利用料は無料で、申込時に事務手数料3,000円が必要ですが、後日に3,000円相当の楽天ポイントにて還元されるので実質無料になります。

また、Rakuten Casaを借りるための条件として自宅に指定の光回線(例えばフレッツ光/ドコモ光/auひかり/ソフトバンク光など)が必要です。
Rakuten Casaを借りるために光回線が必要な時点で、Rakuten Casaを使うメリットはかなり少ないのですが、自宅で無制限に楽天モバイルを使えるメリットはあります。

実は、Rakuten Casa 無しで楽天回線に繋がれば自宅のひかり回線の契約を解約して節約でき、楽天モバイル1本で使い放題が出来るのでは? という考えを持っていましたが、現時点では消去されました。
今後、もし楽天モバイルがプラチナバンドを使えるようになって、屋外まで電波がしっかり届くようになった時には、ひかり回線の代用になるかもしれませんが。

プラチナバンドを獲得出来るのか? 乞うご期待!

プラチナバンドを含む電波の管理は、総務省が担当しており電波を使いたい場合は、総務省に申請しなければいけません。
ただ、プラチナバンドは既に他の3キャリアが使っているため、既にプラチナバンドを使っている3キャリアを説得し、自分たちの分を空けてもらう必要があります。
そのためには多額の費用の負担が必要だそうです。

楽天モバイルはすでにプラチナバンドの獲得に向けて動いています。
総務省の電波政策懇談会の作業部会が示した骨子案によると、全周波数帯に共通する新たな割り当てルールを整備し、プラチナバンドも「公正・中立に審査し、再割り当ての検討を行うべきだ」との考えを示しており、楽天モバイルが近いうちにプラチナバンドを獲得することも期待できそうだ。

何と言っても楽天モバイルはプラン料金が安いので、私としては今後は通信品質の向上に期待し、改善されればず~と使い続けたいと考えています。

2022年5月14日追記
楽天モバイルは、携帯電話の料金プランの見直しを発表しました。これまで月間1GBまでは無料、1GB~3GBが1,078円だったが、2022年7月1日からスタートする「Rakuten UN-LIMIT VII」では1GB未満も1,078円となり、「0円」が終了すると発表されました。

長々と書きましたが、最後までお読みいただき有難うございました。