ホタルの乱舞を観賞、ウエルネスハウス「SARAI」のすぐ横、石川県
こんにちは、光るものが大好きな ”たか爺” です。
暗い夜空に、たくさんのホタルが黄色い光を放ちながら飛びまわっている光景はとても幻想的ですよね。
私は数年前からほぼ毎年、6月中頃になるとホタルを鑑賞しに出かけています。
今年もホタルを見たくて6月18日と20日の2日間に、近所のホタル観賞スポットに行ってきました。
場所は昨年と同じ、石川県能美市石子町の「ふるさと交流研修センター さらい」の裏にある川沿いです。
※この施設は最近リニューアルして「ウエルネスハウス SARAI」に変わりました。
(下記Gooogle mapに赤で囲んだ部分)
6月18日も20日も、共に朝から晴れていて日中の最高気温は24~25℃くらいで、20時頃には気温21℃で1~2mくらいの弱い風がありました。
ここ数日間は晴れの日が続いていたので湿度も低めでムシムシした感じはありませんでした。
確か、ホタルは湿度の高い時に活発に飛び回るそうで、実際昨年は雨上がりの後だったのでたくさんのホタルが乱舞していました。
さて今年は?
ホタルの見れる時期やホタル観賞スポットなどについては以下の記事をご参考に。
ホタルの生態、見れる時期、時間帯、場所など
ホタル鑑賞の報告
1日目の観察
6月18日、19時40分に現場に到着し、周りは薄暗い感じでしたが、ホタルの光は皆無でした。
暫く車に戻って、更に暗くなる20時くらいまで待つことにしました。
再び20時に現場に行ってみると、暗がりの中でホタルが光りながら飛び始めていました。
光って飛んでいるホタルの数は5~6匹程度かと思います。非常に少なかったので少し残念でした。
上記の2枚の写真は露出時間を10秒にしているのでホタルの光が流れるように映っていますが、カメラを固定していないのでかなりぶれています。
2日目の観察
6月20日にも行ってみました。
20時ころに到着したら、既に15~20匹くらいのホタルが飛び交っていました。
18日と気候などの条件はほとんど同じでしたが、かなりたくさんのホタルが光りながら飛び回っていました。
気候などの条件はほとんど変わらないのに、たった2日の違いでこんなにも代わるものなのでしょうか。
ホタルの写真撮影について
スマホ(iPhone)のカメラでは光量が足りないので殆ど写りませんでした。
今回私が撮った写真は共に露出時間10秒と長く、またガタガタの自作の簡易三脚を使っていますがかなりぶれています。
(スマホに「星撮りくん」という無料アプリを入れて撮影したものです)
2日目にホタル鑑賞に行った時には暗かったのでよくは見えませんでしたが、立派そうな三脚と一眼レフカメラをセットして撮影している人がいました。
こんな道具を使えば綺麗に撮影できるのでしょうが年金暮らしでは・・・老後を考えれば買えないですね。
自宅には40年ほど前に購入したフィルム式の一眼レフカメラがありますが、現像しないとうまく映っているかどうかわからないので・・・、それと三脚もあったのですが脚の固定部品が壊れて捨ててしまいました。
シャッタースピードや絞りを調整できるカメラと三脚があれば綺麗に撮影できるでしょう。
何か工夫して、来年はホタルの飛ぶ幻想的な写真をもっときれいに撮りたいと考えています。
もちろんのことですが、フラッシュを付けると余計に写りません。
2022年のホタル観賞報告(2022.6.27追記)
2022年もホタルの鑑賞に、同じ場所に行ってきました。
6月23日、午後8時ちょっと前に行くと、まだうす暗い中で4~5人ほどがカメラを構えていました。ホタルは数匹が草むらでチカチカ光っていました。
しばらくすると(10~15分後)かなり暗くなり、ホタルの飛び回る数が30匹以上に増えてきました。その頃には観客も少し増えて7~8人に。
6月25日も午後8時少し前に着くと、10匹ほどのホタルが光りながら飛んでおり、観客は金沢から来たという子供連れの若夫婦1組だけでした。
午後8時を少し過ぎた頃にはホタルも20~30匹くらいに増え、観客も10人くらいに。
観客のほとんどが子供連れか夫婦のようでした。私はアッシーとして愚妻を連れて行きましたが。
ここ最近は、まだ6月末なのに非常に暑く、梅雨入りしたのに雨が少ない日が続いていました。
日中の最高気温は32℃~35℃もあり、午後8時頃でも28~30℃くらいもありました。
ホタルは湿度が高いのを好むと聞いていましたが、こんな環境(湿度が比較的低く、気温が高い)でもホタルは光りながら飛んでくれていました。
近くに居たら孫に見せてやりたいなあ、と思いました。
記念にiPhoneで写真も数枚とってきたので1枚載せておきます。(露出時間10秒)
ついでにiPhoneで動画(4秒程)も撮ってきましたが、光量が全然足りないので微かにしか映ってません。
真っ暗の中に小さい光がチカチカしています。(画面の中央付近)
また、同じ風景をiPhoneで撮ったホタルの動画=UBXW7087
皆さんも、ホタルが光りながら飛び回る幻想的な光景を鑑賞してみてはいかがですか?
全国のホタル観賞スポットを紹介したサイトを以下に載せておきますのでご参考に。
蛍の見頃予想・観賞スポット【2022】|ほたる情報
ホタルは絶対に捕まえない、約束
ホタルの光はなんともいえない美しさがあります。
ホタル観賞に行って光りながら飛び回っているのを見たら感動し、捕まえて持って帰りたいと思うことがあるかもしれませんが、絶対にホタルを捕まえてはいけません。
ホタルの成虫はたった2週間ほどしか生きていません。その間に卵を産まなければホタルがいなくなってしまいます。
生態系を守るためにも、捕まえるということは止めましょう。
もし子供が持って帰りたいと言った時には、「ホタルが輝く時間はとても短くて、光が放ち終わったときにホタルの生涯が終わる」ことを子供たちに伝えてあげましょう。
最後までお読みいただき有難うございました。
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