階段に手すりを自分でつけました。
たか爺です。
今日は階段に自分で手すりを取り付けた話をします。
手すりを自分で取り付けた経緯
私が今の家に住んで20年以上になりますが、今まで階段に手すりが必要だと思ったことはありませんでしたが、最近階段が危ないと感じるようになりました。
実は我が家の寝室は2階にあり、歳を取るにつれて夜中にトイレに行くことが多くなってきました。
寝ぼけまなこで階段を降りる時に「危ない」と感じたことが何度かあり、安全対策として手すりを取り付けることにしました。
業者に取付けを依頼すると5万円~8万円くらいはかかると聞き、ホームセンターで材料費だけを調べると1万円程度で出来るとわかったので自分で取り付けることにしました。
準備するもの
材料は
丸棒手すり(Φ35ミリ)×3mが1本、1mが1本、
壁受け金具4個、
エンド金具2個、
角度ジョイント1個
以上です。(今回のDIY、私の場合)
特殊な道具として、「下地探し機」が必要です。
壁受け金具を壁に取り付けるために、ネジがしっかりと止まる柱や間柱の位置を見つけるものです。
滅多に使わないので安価なピン式のものを購入しました。
全てホームセンターで売っていました。当然通販サイトにも。
取り付け位置の確認
一般的には、柱と間柱の間隔は455ミリか333ミリらしいのですが、実際に下地探し機のピンを刺しながら下地を探したら、380ミリ、580ミリ、630ミリとどういうわけか、聞いた話とは全然違ってばらばらでした。
とにかく木ネジのしっかり止まる縦位置がわかったので、階段の傾斜に合わせて高さ700ミリの位置との交点(センター)にテープや付箋等で印を付けていきます。 (あとでこの位置に壁受け金具などを付けます)
取付作業
階段下から上に向かって、付箋の位置にエンド金具および壁受け金具を取り付けます。
この時に注意したのは、この上につける丸棒手すりは階段と同じ傾斜があることを忘れずに、丸棒を当てて確認しながら壁に取付けしました。
(金具より丸棒は60ミリ上側になります。)
壁に取り付けた壁受け金具に丸棒手すりをビス止めしていき、階段を登り切った所から角度ジョイントを使い水平方向に760ミリの高さで丸棒手すりをつなぎます。
また同じように、今度は水平方向に壁受け金具を取り付けて丸棒手すりをビス止めします。
最後に丸棒手すりの端っこにエンド金具を取り付けたら完成です。
【注意事項など】
エンド金具はいろいろな形のものが売っており、衣服の袖などが引っかからないために必ず付けましょう。
服などが引っかかると非常に危険です。
【反省点など】
実は失敗談を曝け出しますが、私の場合、最初は「下地探し機」のことを知らず、壁を叩いて音の変化で下地を探してやっていました。
そして、全然ネジの効かないところに穴を開けてしまって慌てました。
すぐに、この家を建ててもらった工務店に電話をして事情を話したら、「下地探し機」があることを教えてくれたのでホームセンターへ急いで探しに行きました。
すぐに見つけることが出来、その後の取付け作業は実に順調にいきました。
まとめ
バリアフリーなどという言葉をよく聞きますが、これから高齢化社会になってくれば、階段だけではなく、いたる所に手すりなどが必要になってくるのではないでしょうか。
工務店さんの仕事を取ってしまって申し訳ない気もしますが、我々の貰える年金も少なくなりそうなので今回は自分で取り付けさせて頂きました。
【追記】2017年2月に、もっと詳細に書きましたのでよかったら下記の記事も見てください。
最後まで読んで戴き有難うございました。
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