居眠り運転警告装置、ドイツでは23%の装着率

2021年5月29日

こんにちは、車好きのたか爺です。
皆さんは車を運転していて眠くなったことがありませんか?

今日は、「居眠り運転警告装置」の話をします。

居眠り運転は重大事故に!!

車の正面衝突や追突事故などで死亡したという重大事故のニュースを見ることが時々ありますが、警察の事故調査の結果についてはほとんど報道されないので原因は知らされません。
本当のことは分からない場合もあるのかも知れませんし、
運転中の急病などで事故が発生した場合もあるとは思いますが、居眠り運転が事故原因の大半ではないかと私は思っています。
完全な居眠りでなくてもそれに近い状態では、運転に対する注意・意識がかなり欠けている筈で、そんな状態では不意の状況に対処できず、大事故に至ってしまうのではないかと。

私の前職は会社のバンで毎日北陸3県にあるクライアントを回って機械などの修理をする仕事でした。
高速道路を走ることが多く、高速道路での走行は実に単調であり、眠くなってウトウトしたことも多々ありました。
眠気を感じて睡魔と闘いながら次のサービスエリアまで走行している時は大変辛いものでした。辛いというよりは、よく事故にならなかったものだと、思い出す度にヒヤヒヤしています。

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居眠り運転警告装置を見つけました

先日、カーショップで新しいタイヤを買った時、ピット作業の待ち時間中に店内でいいものを見つけました。
写真の「居眠り運転警告装置」です。

  展示してあった商品写真

横幅10cmくらいで奥行き5cmほどのものです。
これをハンドルの前(奥)に、レンズを自分の顔に向けて取り付けておきます。
イメージセンサーが目の動きを捉えて、居眠りをしたりわき見をするとLEDの点滅と警告音でドライバーに注意喚起してくれるというものです。

店頭に設置してあったデモ機で実際に体験

居眠り警報】の体験
顔が正面を向いていて0.4秒~1秒目を閉じていると赤色のLED表示と「ピー」という警告音が鳴りました。
それでも目を閉じていると「ピロピロ」という警告音が鳴り出しました。
しかし、瞬きぐらいでは警告音は鳴りませんでした。

わき見の警報】の体験
顔を左右どちらかの方向に向けて3秒以上経過すると「ポーン」という警告音が鳴りました。

私は遠近両用の眼鏡をかけていますが問題なく作動したし、サングラスでも問題ないそうです。

  製品に書いてある説明文より

この商品は取り付けが簡単で、電源はシガープラグに接続し、本体をダッシュボードに両面テープで貼りつけるらしいです。

この店での価格は2万円弱でしたが、Amazonで検索すると何社かのメーカーで製造販売されていました。

この店で見つけた「居眠り運転警告装置」は、店頭で体験した限りではよく出来ていると感心していますが、もっと良いものも開発されているようです。
もっと早い段階で検知して警告してくれ、精度の良いものが出てきたら購入を検討したいと思います。

次に購入する車には是非装備したいとも考えています。

参考までに、店頭で体験した商品のAmazonの広告を貼っておきます。
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最後に、参考までに

日産自動車のホームページで次の記事を見つけました。

”居眠り運転を防止するために、さまざまな技術が開発されています。
カメラがドライバーのまぶたの動きや頭の位置を監視して、居眠りを感知すると警告音を発するものや、電極を埋め込んだハンドルがドライバーの心拍データを測定して、眠い時に現れる周波数を検知すると知らせてくれるものなどなど・・・。
実用化はもうすこし先になりそうですが、安全技術の進歩は頼もしいかぎりですね。”

また日刊カーセンサーにこんな記事がありました。

”新車の約4分の1に居眠り運転検知システムが標準装備
運転中の一瞬の居眠り、注意力の散漫や疲労は非常に危険で、多くの交通事故を引き起こす原因にもなっています。しかし、疲労し、集中力が低下すると、ステアリング操作の精度が低下し、微修正する頻度が増加するため、そうした兆候を早い段階で検知することができます。ボッシュの居眠り運転検知システムは、ドライバーのステアリングホイール操作を操舵角センサーや電動パワーステアリングで常時分析し、疲労時に観察される典型的パターンが現れていないかチェックするシステムです。急にわずかなステアリング操作があれば、システムはそれも検知し、他のデータ(それまでの運転時間や時間帯など)も考慮して、警戒が必要となる疲労の兆候を特定します。その後、音や表示で警告を発し、ドライバーに居眠りをする前に休憩を取るよう促します。ドイツの場合、居眠り運転検知システムの2013年の新車装備率は約23%でした。”

こんな装置を付ければ安心かもしれませんが、居眠りは運転する人の意識の問題だと思います。私の経験上では、気を張っていれば眠くなることが無かったように思います。
そして、長時間気を張っていると疲れるので、2時間に一度くらいは休憩を挟みましょう。

いずれもっと精度の良い商品が開発されて、どの車にも標準で装着される時代が来るかもしれませんが、装置を付けていない状態であっても、眠気を催さないために常に気を張って運転しましょう。

ご安全に!!

最後までお読みいただき有難うございました。

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