省スペースでプリンスメロンを空中栽培し、結構甘かったです!

投稿日:2019年7月31日 更新日:

今日はプリンスメロンを初めて収穫し、これが結構甘かったのでその作り方を記事にしたいと思います。

わが家の畑は非常に狭い(約10坪)ので夏野菜を多種類育てることを考えれば、広い場所を必要とするメロンやスイカ、カボチャなどの蔓ものの野菜はやはり空中栽培に限るということで、今年はプリンスメロンとスイカを一緒に空中栽培しました。
(さらにすぐ隣の場所でカボチャを空中栽培しました。その話はまた後日投稿する予定です)
下の写真は左側はスイカで右側がメロンです)

空中栽培の風景

メロンは10年ほど前に一度平面で栽培をしたことがあったのですが、途中で木が病気になり収穫する前に終わってしまった記憶があります。

メロンの栽培は少し難しく、家庭菜園では中級くらいのレベルと言われています。
何年経っても初級のまま一向に上達しない私には無理かもしれないと思いながらも、家内が甘いメロンを食べたいと言うのでダメもとで再度挑戦してみました。

甘いメロンを作るために、また失敗をしないために今回はいろいろと下調べをしました。
実は、小玉スイカの空中栽培を2年前に実施しており、肥料の施し方などは基本的にはメロンはスイカと同じで良いみたいなので一つの畝で株を少し離して植えることにしました。
肥料については、今回は果実を甘くするために「魚粉」を加えてみました。
よかったら2年前に小玉スイカを空中栽培した記事も読んでみてください。
        
狭いスペース(省スペース)で小玉スイカの空中栽培

植付け準備

植え付け3週間くらい前に、1.5m×1.2mの長方形の地面に、苦土石灰200gと堆肥5リットル、菜種油カス200g、熔リン50g、そして魚粉100gを撒きよく耕しました。

 

魚粉には良質な天然アミノ酸が含まれており、果実を甘くしてくれるそうです。今回初めて魚粉を使いました。
(着果後にもう一度魚粉を追肥しました。また話は違いますが、ミニトマトにもこの魚粉を使いましたがその話は別記事で投稿したいと思います

 

植付け10日ほど前に、畝の対角線上に30cmくらいの穴を掘り、ここに完熟堆肥5リットルと8:8:8の化成肥料100gを撒き、底土とよく混ぜて周りの土で埋めました。(後でこの両端にプリンスメロンとスイカの苗を1株ずつ植えます)

 

 

埋め終わったら均して、高さ15cmの畝をたて、これにシルバーマルチを掛けました。

 

苗の植付け・保温

いつもお世話になっている近くのJAの苗売り場でプリンスメロンの接ぎ木苗を1本買ってきました。

 

5月2日に、畝の片隅のマルチに植え穴を開け、この植穴に水をたっぷりと入れ、買ってきたプリンスメロンの苗を植えつけました。風よけと寒さ対策のために透明マルチを使ってビニールテントを被せますが、暖かくなってきたら日中のテント内はかなり暑くなってくるので暑さ対策としてビニールテントの頂上部分に指で穴を開けて熱を逃がします。

 

2週間後(5/17)になるとかなり暖かくなってきたのでテントを取り除きました。苗も大きく育ってきています。

 

蔓(つる)の整枝・誘引

植付け後1ヶ月(6/9)になると下の写真のようになりました。
写真の右側がメロンで左側は紅小玉スイカです。対角線の両端に苗を植え、右回りで追いかけるように蔓をネットに誘引していきます。

 

蔓の整枝方法については下図のように、本葉が6枚の時に摘芯をし、出てきた小蔓の第2~第5蔓を伸ばしました。
そしてそれぞれの子蔓6節目までに出てくる孫蔓早めに摘芯し、7節目からの孫蔓に付く雌花に受粉させます。

 

下の写真は6/14のものです。6/10には7節目の孫蔓に雌花が咲き、既に人工授粉しています。

 

上空から見た様子を図に描いて説明すると次のようになります。
メロンの子蔓を4本伸ばして右回りに、蔓や葉が重ならないように高さを変えて誘引していきます。

 

人工授粉

これが孫蔓に付く雌花です。花の付け根には子房という膨らみがあります。

 

次の写真は子蔓に咲く雄花で、これをもぎ取って花びらを取り除き、おしべの花粉を先ほどの雌花のめしべに付けます。

 

7節目以降の孫蔓に、次々と雌花が咲き、これを人工受粉させたらほとんどの雌花に着果しました。

7節から11節までの孫蔓に着果させたら葉2枚を残してその先を摘み取り、12節以降の孫蔓は葉2枚を付けて摘心します。
また、子蔓は25節辺りで摘心しました。

 

追肥と水やり

着果したのを確認したら追肥を行いました。追肥は化成肥料と魚粉を、畝のど真ん中と周囲に撒いて軽く土と混ぜました。

マルチの周囲に追肥しているところ

また水やりについては、着果したら10日目から20日目ごろまでは多めに水をやって実を大きくし、着果後20日ごろから収穫までは水をやる量を控えると甘いメロンが出来るそうなので追肥した場所に水を撒いてやりました。。水の量は適当ですが気持ち少な目です。

 

次の写真にはたくさんのメロン果実がぶら下がっていますが、4本の子蔓にそれぞれ3個ずつ残して残りは摘果し、12個を大きくすることにしました。
収穫する果実の個数についてインターネットなどで調査したところ、1株に1個から多いもので10個程度がよいといろいろな記事があり、少ないほど甘いものが収穫できるらしい。
今回は甘くするために魚粉を使ったり、水を与える量も控えめにしたりしているので4子蔓×3個=12個を収穫することとしました。

果実の付け根を痛めないように紐で吊るしている

 

プリンスメロンの収穫

6/10に受粉したものが受粉後35日目になったので、試しに1個の果実を軽く引っ張ってみたらポロっと取れました。初収穫です。

メロンの初収穫

 

翌日の朝、吊っていたはずの果実の5個が地面に転がっていました。
後で知った話なのですが、プリンスメロンは収穫期になると果実の付け根(ヘタ)が取れやすくなるそうです。
今回果実の付け根の蔓の部分に紐を巻いて果実を吊っていたので果実の重みで果茎の付け根が取れたみたいです。
幸いというか割れた果実はありませんでした。
果実を傷めないためには網の袋などで果実を吊る必要があると思います。

落ちたメロン

 

さらに5日ほど後にも果実が落ち、全部で12個のプリンスメロンを収穫した。

 

メロンの追熟・試食

プリンスメロンは収穫後しばらく追熟させた方が甘くなるそうです。底の部分が少し柔らかくなるまで収穫してから数日くらい常温で保存・追熟します。
追熟が必要であることについては下記の小林農園様のホームページを参照しました。
「追熟により、ようやくメロンは”完成”します」

食べる2~3時間くらい前に冷蔵庫で冷やすと美味しく食べられます。
写真は半分に切ったところですがいい匂いがしています。

1株で12個も収穫したので甘いかどうか心配でしたが、肥料に魚粉を使ったせいか十分甘かったです。
味には家内も満足して、来年も作って欲しいと言っていました。

 

甘いプリンスメロンが収穫できた理由は?

今回、1株で12個というたくさんの果実を収穫したのに甘かった理由を考えてみました。
考えられる理由として次の4つくらいです。

①肥料に魚粉を使ったから。
②天気の日が多かったから。(収穫まで晴天の日が多く日照時間が長かったのでしっかり光合成ができた)
③木がほとんど病気にならなかったから。(葉が元気で光合成をしっかりしてくれたから)
収穫の少し前にはべと病で一部の葉っぱ枯れてきたが、何とか間に合った。
④水の管理をうまくやったから。

来年も作るかどうかわかりませんが、もし作るとしたら以上を参考にして甘いメロンにしたいと思います。

※ 参考にさせて戴いた記事など
 ホームセンターバローさんのホームページ
 農業しよう!野菜栽培・育て方のホームページ

-家庭菜園・ガーデニング
-, , , ,

Copyright© たか爺の楽しいDIYや家庭菜園、その他諸々など , 2019 All Rights Reserved Powered by STINGER.