格安SIMでスマホの通信料金を安くする(初心者向け)

2017年1月15日

皆さんのスマホの通信・通話料金は月額3,000円以下ですか?
3大キャリア(docomo、au、softbank)なら、一番安いプランでも月額6,000円は下らないでしょう?
毎月3,000円以上払っている方は一度格安SIMを検討されたらどうでしょうか?
今回は「格安SIM」のことをあまりご存知でない方も分かりやすいように話をまとめてみました。

 SIMとは?

SIMというのは写真のような1辺が1cm~1.5cm程度の小さいチップで、スマホの本体に挿し込むことでデータ通信や電話が出来るというものです。
サイズは小さい順に、nano、micro、標準の3種類があります。
スマホ本体に合わせて選ぶ必要があります。

日本国内の携帯電話の通信網

日本国内の携帯電話のネットワーク(通信網)は、docomo、au、softbank、Ymobileの4社がそれぞれ全国に張り巡らせています。
自社の通信網を持っているこれら4社のうちdocomo、au、softbankを3大キャリアと呼んでいます。

格安SIMは何故安いのか?

格安SIMの事業者(MVNOと呼んでいる)は、docomo、au、softbankの3大キャリアの通信網を借りて音声通信やデータ通信のサービスを提供しており、100社以上あります。
ほとんどの格安SIMはdocomoの回線を借りていますが、一部でauなどの回線を借りている事業者も出てきました。
格安SIMの事業者は、自社の通信網を持たないので通信網の維持管理にお金が掛からないためその分通信サービスを格安で提供出来るわけです。

データ通信料金は?

格安SIMの事業者によっていろいろな料金プランがあり、データ通信1GBで月額500円くらいから、3GBで900円前後、6GBで1,500円くらいで、さらに大容量プランもあります。
どの事業者の料金もそれほど大きな差はありませんが、事業者によっては定額プラン以外に従量制もあったり、余ったデータ量を繰り越し出来たりという違いはあります。
またデータ通信に関しては基本的には契約期間などの縛りがありません。(解約金が発生しない)

音声通話の料金は?

電話をかけるための通話基本料が700円となっています。
通話料金は、基本的にはキャリアと同じ30秒に付き20円ですが、その事業者の通信設備を経由することで半額の30秒に付き10円のところもあります。
また最近では、かけ放題(1分、3分、5分、10分、時間無制限)のオプションプランを出している事業者も出てきて、これらは別料金ですがキャリアのかけ放題よりもかなり安いです。
例えば5分のかけ放題で800円くらいですが、キャリアだと1,700円もします。
音声通話の場合、データ通信と違って多くの事業者では契約期間の縛りがあり、1年くらいのところが多いです。(解約金の発生あり)
まったく縛りのない事業者も、少ないですが有ります。(解約金なし)
今使っている電話番号をそのまま持ち出し(MNP)も出来ます。

SMS(ショートメッセージ)の料金は?

電話はLINE電話などを使うという人にはデータ通信+SMSというのもあり、データ通信料金+120円程で済みます。
SMS送信料はキャリアと同じ1通3円です。受信は無料です。
SMSがあれば「確認コード」が受け取れるので、LINEなどの設定ができます。

またデータ通信と同じく契約期間の縛りもありません。(解約金が発生しない)

契約の仕方

ネット検索や動画視聴だけなら「データ通信のみ」の契約で良いでしょうし、LINEなどで音声通話もしたいなら「データ通信+SMS」を、キャリアみたいに緊急電話などいろんなところに電話もかけたいなら「データ通信+音声通話」を契約すれば良いということです。
今使っている携帯やスマホに格安SIMを挿すことで、
キャリアに比べて1/3くらいの月額料金でスマホを運用できるはずです。

SIMロック解除の問題

キャリアのスマホ本体は契約した時には、他社のSIMが使えないようにSIMロックが掛けられています。
したがって格安SIMを挿す場合はスマホ本体のSIMロックを解除する必要があるわけですが、docomoのスマホ本体にdocomo系列のMVNOの格安SIMを挿す場合や、auのスマホ本体にau系列の格安SIMを挿す場合にはSIMロックを解除する必要はありません。
そのまま格安SIMを挿して簡単な設定をすれば使えます。
ただし、docomoのスマホにau系列の格安SIMを挿す場合や、またその逆の場合などはSIMロックを解除する必要があります。
2015年5月以降に販売されたスマホならwebで手続きすれば無料でSIMロックが解除できます。
その以前に契約したスマホは携帯ショップで解除をしてもらう必要があります。
携帯ショップで解除をしてもらうと3,000円かかります。
今使っているスマホが使えるかどうかは格安SIMの事業者に確認すれば教えてくれます。


以上が「格安SIM」の説明です。

キャリアの料金が高いので、総務省も格安SIMの普及を推進しているようです。

格安SIMの料金等の比較はこちらへ

スマホや携帯電話の「本体」については次回の記事にまとめたいと思います。