屋根裏にアンテナを設置すれば台風でも安心【地デジ放送用】

2026年5月20日

こんにちは
私は、古希を過ぎたペーパー電気工事士で、”たか爺” と申します。
各家庭の屋根の上に魚の骨のような形をしたアンテナ等を立て、これを支えるために支線(針金など)が四方に張られているのをよく見かけますよね。

 

これはテレビを見るためのアンテナで、あまり見栄えが良くないし、屋外なので台風など強風の影響を受けたりして傷みそうですね。
我が家では屋根裏に地デジ用の平面アンテナを設置しているので、外からは見えず、天候の影響を受けないので経年劣化もほとんど無く、台風などでも倒れる心配もない。

屋根裏に平面アンテナ(さくらアンテナ様より引用)

今日は、地デジ用アンテナの種類や設置方法について、私が実施した「メンテナンスフリーで、アンテナを長持ちさせる方法」など記事にして投稿しました。

テレビアンテナの接続図(日本アンテナ様のサイトより引用)

上の図のようにアンテナとテレビを配線しますが、昔からこれが一般的であり、昔はアンテナさえ立てれば無料でテレビが見れました。
それが、いつ頃からかNHKの受信料取り立てが厳しくなり、今では無料では見れなくなりました。
尚、衛星放送用のアンテナはパラボラアンテナで、空が見える場所で衛星の方向に向けて設置します。

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アンテナの見栄えや強風時の安全性

屋根の上のアンテナや張った支線などはあまり見栄えの良い風景ではないと思うのは私だけでしょうか。
また屋外に設置しているために台風などの強風の時は倒れないか心配ですよね。
年月が経つと支線が緩んだり、台風一過に屋根の上でアンテナが傾いているのを見たこともあります。
屋根の上のことなので高所作業になり、自分でメンテナンスすることは難しいですよね。
アンテナが不要のケーブルテレビや光回線などは月々の料金が高いので、やはり今では ”アンテナを立てる ”のが主流かと思います。
後ほどアンテナの種類について記述しますが、最近では家の外壁に平べったい(平面型)アンテナを稀に見かけたりします。
外壁にしっかりと設置してあれば経年劣化はあっても、強風の影響も少ないのでまだ安心ですよね。

地デジ用アンテナの種類

地デジ用のアンテナに限定して、アンテナの種類を見ますと、次の図(みんなのアンテナ工事屋さんより引用)のように、
➊八木式アンテナ、
❷デザインアンテナ(平面アンテナ)、
❸ユニコーンアンテナ、
❹室内アンテナ
の4種類があり、
受信感度は製品の仕様にもよりますが、一般的に➊八木式アンテナが一番高く、次いで❷❸で、❹室内アンテナが一番低いとされています。

どのアンテナを選ぶかというと、テレビの設置場所がテレビ電波の送信所からどのくらい離れているかである程度絞れれてきます。
簡単に言うと、送信所に近くて強電界の地域なら4種類のどれでも選べますが、逆に、送信所から遠くて弱電界の地域なら受信感度の高い八木式しか選択の余地がありません。
中電界の地域なら八木式アンテナ、デザインアンテナやユニコーンアンテナから選択できることになります。
地形や障害物によって変動があるが、送信所からの距離を目安とすることが出来、10㎞までが強電界、10~30㎞が中電界、30㎞以上なら弱電界だそうです。

地デジアンテナの設置場所

昔は、八木式アンテナを屋根上に設置するのが一般的でしたが、強風の影響をまともに受けます。
少しでも強風の影響を軽減できる設置場所として、外壁やベランダに直付けするケースもあるようです。
屋根上も外壁もベランダも結局は屋外なので、雨風や直射日光が当たり、長年経つとアンテナやケーブルが劣化・腐食してきます。
中~強電界の地域なら室内や屋根裏に設置することも可能で、弱電界の地域でもブースターを繋げれば設置可能かもしれません。
屋根上などで経年劣化したアンテナのメンテナンスは、一般の方には危険ですし業者に任せれば費用も掛かります。
そういう意味で、アンテナは出来るだけメンテナンスの必要がない場所に設置するか、自分でメンテナンスできる場所に設置するのがベストかと思います。
以下は屋根裏に設置した八木式アンテナと平面アンテナの事例です。

屋根裏に八木式アンテナ(StarAntena様より引用)
屋根裏に平面アンテナ(さくらアンテナ様より引用)

我が家は2階建ての一軒家で、近所に高い建物が無いので屋根裏設置という選択肢がありました。
屋根裏なら天候の影響は受けないので経年劣化はほとんどしないだろうと考えました。

実際のアンテナ設置作業

我が家は送信所から25㎞ほど離れているので中~弱電界の地域になりますが、屋根裏に平面アンテナを付けたいと考えました。
とりあえず平面アンテナを購入し、もし電波が弱くてテレビが映らなかった場合はブースターを繋げばよいだろうと考えた。
アンテナを購入したら、まずは窓際に置いてみてテレビが綺麗に映ることを確認しました。(製品に問題ないことを確認)
そして、次に屋根裏まで同軸ケーブルを伸ばしてアンテナを接続し、アンテナの向きを調整すると問題なく綺麗に映りました。
設置方法に関しては、アンテナを繋いだ状態でテレビの電源を入れ、テレビの設定画面の「受診強度」を見ながらアンテナの向きを調整し、最大受診強度の得られる方向を向けて固定しました。
特別な道具などは不要で、ドライバーがあれば設置できると思いますが私は電動ドリルを使いました。
これで屋根裏設置のアンテナで地デジ放送が映りました。

屋根の工事中に突然テレビが映らない?

我が家は建築後35年ほど経ち、屋根材はスレートだったので経年劣化してきてメンテナンスが必要になりました。
何度か塗装もしましたが限界が来ており、張り替えは工事費用が高いのでガルバリウム鋼板のカバー工法(既存の屋根に被せる方法)を選択しました。
すると、屋根工事中のある日、いくつかのチャンネルで突然テレビが映らなくなりました。
初めは何が起きたのか分からなかったのですが、もうすぐ屋根工事が終わろうとしている時だったので、ガルバリウムという金属板を屋根に張っているからだと理解できました。
すぐに屋根裏に入ってアンテナの位置関係をよく観察すると、屋根裏にある換気口がテレビ電波の送信所の方向にあったので、その近くに平面アンテナを移動して設置したら問題なくテレビが映るようになりました。
金属板で屋根を覆ってしまったことで電波が弱くなりテレビが映らなくなったのでした。
元々金属屋根の住宅で屋根裏にアンテナを設置しようと考えている場合は、その設置予定場所の電波の強さを調べてもらう必要があります。
アンテナを屋根裏に設置する場合はこんなこともあるので注意が必要です。

電波を受信してテレビに映る仕組み(参考)

電波を受信する仕組み(アンテナ110番様のサイトより引用)

参考までに、ついでに基本的な話ですが、電波を受信する仕組みを記しておきます。
➊放送局から送信された電波が自宅のアンテナに当たると、アンテナの金属部分に微弱な電流(電気信号)が発生します。
❷アンテナでキャッチされた電気信号は、同軸ケーブルと呼ばれる専用の配線を通ってテレビ本体へと送られます。
❸同軸ケーブルからテレビに入ってきた電気信号には、さまざまな情報が混ざっています。
❹テレビのチューナーで見たいチャンネルの周波数だけを抽出し、映像と音が再生されます。

最後に

長々と書きましたが、アンテナ設置は室内や屋根裏がベストですよ、と私は強く言いたかったのです。
室内ならともかく、屋根裏なら全然邪魔にならず、天候の影響も全く受けないのでメンテナンスはフリーです。

皆様も、現在設置してあるアンテナがもし中途半端な状態であるなら、アンテナの種類と設置場所を再考して、出来る限り生涯メンテナンスをしなくてもいいようにしておきましょう。

最後までお読みいただき有難うございました。

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